今日も二個一整備

いや・・・こんな対処方法が当たり前になってしまっている時点でどうかとは思う。

　思うのだが・・・（メーカー修理などの）世間一般で言う真っ当な対応をするよりも，こちらの方が遙かに早くて，何より安いのだよ！！！！


　と言うことで，今日の対象は，

液晶ディスプレイが割れたノートＰＣ

です。

　キーボードの上にマウスを置いた状態で，ディスプレイを畳んでしまったため，その圧力が一点に集中してディスプレイパネルが割れた。と。


　普通なら，外付けディスプレイを繋いでデータを取り出して，新しいＰＣへ移行するところでしょうが・・・幸か不幸か，次の条件をクリアしていたんですよねぇ（苦笑）

条件１
　ＬｅｎｏｖｏのＴｈｉｎｋＰａｄシリーズである。

条件２
　ハードウェアの保守マニュアルがメーカーサイトで公開されており，ダウンロード済み。

条件３
　同じ型番（シリーズ）で，ディスプレイが無事な個体がジャンクヤードに確保されていた。

条件４
　ディスプレイの移植作業は経験済みである＜マテ


　ってことで，作業開始です。

作業１
　ジャンクヤードに確保されていた個体から，整備マニュアルを参考にしてディスプレイを取り外す。

作業２
　修理対象の個体について，ディスプレイを取り外す。
　但し，後で元通りに組み立てる必要があるので，外したパーツの取り扱いは丁寧に。

作業３
　作業１で取り外したディスプレイを修理対象の個体に取り付け，その他のパーツ（キーボード，メモリ，ＨＤＤ，無線ＬＡＮユニット，光学ドライブなど）を解体した逆順で組み立てる。

作業４
　電源をオンにして，動作を確認する。


　そもそもが予定外の仕事だったため，何度か中断を挟みつつ，１時間半ほどで作業が完了しました。


　・・・いや，こういう作業が嫌いではないんだが・・・自分しかできない対応手段って，組織としてみるとあんまり褒められたものじゃないしなぁ・・・。

　マニュアル化すればいいって問題でも無いし。

　それ以前に，マニュアル化できるのかという気もするが。