３歩進んで２歩下がる？

いや・・・一難去ってまた一難・・・かな。

　１つ解決したら，別のトラブルが発生した。とも言う（苦笑）

　ＬａＶｉｅＴａｂのＦｉｒｅｆｏｘ起動時のトラブルですが・・・それに関しては何とかなった・・・という感じで良いのかな？

　ということで，今回の作業手順ですが，

６：まず，Ｆｉｒｅｆｏｘをアンインストール。
　その後，%appdata%\Mozilla\Firefox フォルダを手動削除。
　更に，デスクトップに作成されていた，Old Firefox Dataフォルダ（プロファイルのリフレッシュなどを行うと自動作成される，バックアップ）も削除。
　Ｋａｓｐｅｒｓｋｙの保護機能をオフにして再インストール。


という手順で・・・起動時の「あなたの Firefox プロファイルを読み込めませんでした。プロファイルが存在しないかアクセスできません」というメッセージが表示される（ＯＫボタンをクリックすれば起動はする）というトラブルは解消しました。

　が・・・いきなり別のトラブルが発生しています。


　ＳＳＬ／ＴＳＬを使用した通信全般が遮断されているようです＜え？

　要するに，ＵＲＬが「http s 」で始まるページがダメってことですね。
　試したのはＧｏｏｇｌｅとＹａｈｏｏ！だけですが，どちらも同じメッセージが表示され，ブロックされています。

　もう少し具体的に症状を言うと，「安全な接続ではありません」と表示されます。

　で，詳細情報を表示させると，次のような表示が追加されます。

---- ココカラ ----

www.google.co.jp は不正なセキュリティ証明書を使用しています。 発行者の証明書が不明であるためこの証明書は信頼されません。 サーバーが適正な中間証明書を送信しない可能性があります。 追加のルート証明書をインポートする必要があるでしょう。 エラーコード: SEC_ERROR_UNKNOWN_ISSUER

---- ココマデ ----


　ちなみに，この状況で，デスクトップ版のＩＥ，ＷｉｎｄｏｗｓＵＩ版のＩＥともに，そんな不具合は発生していません。

　つまり，Ｆｉｒｅｆｏｘだけの問題。と。


　ってことで，コードに表示されている「SEC_ERROR_UNKNOWN_ISSUER」を，「Ｆｉｒｅｆｏｘ」とともに検索キーワードにして検索すると，Ｆｉｒｅｆｏｘのサポートページが見つかりました。


　このページの説明の最初に上げられているのは，ＳＳＬ／ＴＳＬで使われている認証の仕組みで，表示しようとしているサイトが認証できない（正しい相手だとブラウザが確認できない）ということです。

　ただ，どこか１箇所ならともかく，少なくとも２箇所が関係しています。

　ってことで先を読み進めると，「複数の安全なサイトでエラーが発生する」という項目があります。

＞複数の互いに関係のない HTTPS サイトでこの問題が起こる場合は、あなたのシステムまたはネットワーク上の何者かが接続に割り込み、Firefox により信頼されていない方法で証明書を注入していることを示します。多くの原因は、暗号化された接続またはマルウェアの盗聴をスキャンするため、セキュリティソフトウェアが正当なウェブサイトの証明書を独自のものに置き換えていることです。

　で，その中にちゃんとＫａｓｐｅｒｓｋｙへの対処方法も載っています。

　項目の表記が英語のままですが（苦笑）

　各項目を日本語に直すと，

1:Ｋａｓｐｅｒｓｋｙを開く
2:左下の歯車マーク「設定」をクリック
3:左ペインの「詳細」をクリックし，右の一覧から「ネットワーク」をクリック
4:「暗号化された接続のスキャン」の項目を「暗号化された接続をスキャンしない」に変更する。
5:「保護レベルが低下する」という警告が表示されるので，「続行」ボタンをクリック

という順序になります。

　で，これで正常に接続できることを確認しました。

　設定を元に戻すと，症状が発生します。


　なので，これで対処完了・・・ということにはなります。


　ただ，今日の試行錯誤で再インストールするまでは，少なくともＳＳＬ／ＴＳＬの接続については問題なく出来ていたので，それが出来なくなったのは気分が悪いです。

　なので，もう暫く試行錯誤かなぁ。


　Ｋａｓｐｅｒｓｋｙのプログラム本体（やＦｉｒｅｆｏｘと連動させるためのアドイン）をアップデートすれば直る・・・のかな？

　今日の時点でのパターンファイルのアップデートでは解決しなかったので，明日はプログラム本体のアップデートとか，アドインのアップデートに挑戦してみよう。