Ｅｘｃｅｌの弱点

いや，表計算ソフトとして使っている分には少々古いバージョンでも問題らしい問題はないです。機能的な面では。


　ただ・・・データベース的な使い方をしだすと，途端に弱点が露呈します。

　最大の問題点は，並び替え（ソート）。

　Ａ列をキーにして並び替えると・・・Ａ列，Ｂ列辺りのデータは連動して並び替えが出来ているのに，Ｆ列から右が並び替えされていない・・・なんて現象が発生したりします。

　何より厄介なのは，その現象が発生する状況が特定できないこと。

　現象が起きる状況が特定できている，あるいはそれを確実に回避するための手順がはっきりしていればいいのですが，どーもそれが特定できないんですよね。


　対して，「桐」であればそもそもそんな現象は発生しません。

　と言うことで，データを並び替えての分析となると，個人的にはまず「桐」を考えるところなのですが・・・他の人とデータを交換したり共有したりする前提となると，どうしてもＥｘｃｅｌになってしまいます。

　ただ・・・この問題が・・・。


　下手すると，何時間かの作業が全て水の泡になるわけで・・・。


　と言うことを繰り返し，地道に「桐」の普及に努めていたりするわけですが，道は遠く険しいぞ。と。

　いや，ＭＳ－ＤＯＳの時代に「桐」を使ったことのある人なんかは，その良さを分かってくれる（つまりは，Ｅｘｃｅｌのトラブルを何度か体験している）わけですが，そもそもＥｘｃｅｌ以外を知らない人も多いわけで・・・。