Windows10への強制バージョンアップ

正直，悪評しか目に付いていない，Windows10への強制バージョンアップですが・・・私も反感以外ないですねぇ。

　一定期間内は無料でバージョンアップ，と言うのは，それはそれで悪くはないのですが（以前には，新しいバージョンの発売前には，無料バージョンアップ対象製品，なんていうのもありました），それにしてもバージョンアップするかどうかと言う一番重要な部分の選択肢はユーザーにゆだねられているわけです。

　が，この件の最大の問題は，ユーザーの意向を一切無視して強制している，というところですよね。


　特に，メーカー製パソコンの場合，メーカーが保証するＯＳというものの問題もあります。


　１９８０年代のようにパソコン本体とＯＳが別売りの時代ならともかく，９０年代頃からはＯＳのプリインストールが当たり前になり（ＭＳ－ＤＯＳの時代から既にあったような気が・・・），さほど間を置かずにＯＳ＋アプリケーションのプリインストールが当たり前になって今に至っています。

　が，その副産物として，メーカー側の姿勢としては「ハードウェア（本体）の販売時にインストールされていたＯＳ以外の動作保証はしない」となっています。

　なのに，勝手にＯＳがバージョンアップしている・・・となると，どう考えても保証外ですよね。


　まぁ，私の場合はそれ以前に「バージョンアップしたかったら自分でやるから，余計なことするな」なんですが（笑）

　えぇ，ただでさえ面倒くさいＵＩのＷｉｎｄｏｗｓ８を「Ｂａｃｋ　ｔｏ　ＸＰ　ｆｏｒ　８」の助けを借りて何とか扱いやすい状態にしたって言うのに，勝手に訳の分からない状態にされたら困るんですよ。


　Ｗｉｎｄｏｗｓ９ｘ系を本格的に使い込み始めた，主要なアプリケーションがＭＳ－ＤＯＳから移行した，Ｗｉｎｄｏｗｓ９８ＳｅｃｏｎｄＥｄｉｔｉｏｎの使い勝手から移行できていないだけ。とも言えますけどね（苦笑）