Nalarが日々(?)思うことを徒然なるままに書き連ねる日記もどきです。
以下のアフィリエイトプログラムに参加しています。
・Amazonアソシエイト・プログラム
冥王星は「準惑星」=新分類の日本語表記を決定-日本学術会議小委員会 Yahoo!ニュース 昨年8月の国際天文学連合(IAU)総会で審議された「惑星」の定義により,冥王星が惑星から除外された件に関連しての話です。 >冥王星の新分類「ドワーフ・プラネット(Dwarf・Planet)」について、日本語では「準惑星」と表記することを推奨すると決めた。 >仮訳の「矮(わい)惑星」は推奨しない。 ふむ ・・・・ 「矮」という文字に何か悪い意味でもあったのかな? ちょっと気になって調べてみたところ ・・・・ 「dwarf」の方に予想以上にマイナスイメージな意味があってちとビックリ。 ご存知の通り「dwarf(ドワーフ)」はファンタジーなどで登場する身長1メートル程度の妖精です。有名所だと白雪姫に登場する7人の小人(こびと)とか,ロードス島戦記とかですね。 ただ,英単語としてみると,悪い意味も含まれているみたいです。 日本語の「小人(こびと)」に相当する単語としては,他に「midget」がありますが, midget が全体のバランスが取れていて小さい(あるいは発育不全の)こびとをさすのに対して,dwarf は身体の部分の大きさのアンバランスを伴う(例えば,先天的な形態異常などを含む)ものをさすそうです。 動詞として,「(発育・成長など)を妨げる」とか「~を小さく見せる」という意味もあります。 『グランド辞スパ ニューアンカー英和辞典より引用』 で,「矮(わい)」という文字だと,「背丈の低い人」とか「曲がって低い様子,たけの短いもの」という意味です。 こちらはそう悪い意味ではないですね。 『曲がって』低い,という部分が,例えば木の幹が真っ直ぐになっていなくて(曲がりくねっていて)背が低い → 歪んでいて姿が悪い → 醜く小さい というのは悪く見すぎですね。 でも,だとしたらなんでだろ。 と思っていたら,こんなのが見つかりました。 Wikipedia ノート:矮惑星 そうか恒星の一種で,「矮星」というものが既に存在しているので,そちらとの区別という可能性もありますね。 PR
落ち着くところに
落ち着いたといいますか。
「矮」という字に差別的なニュアンスがあるということもありますが、この字が常用漢字外(=公文書で使えない(『わい惑星』と表記する必要がある))だということも今回の決定に影響していると思います。 ただ『準惑星:惑星に準ずる』ということなんでしょうが、『惑星=水金(略)天海』というお約束を知らなければ、 惑星>小惑星>準惑星 という誤った認識の元になりませんかね? とはいえ今更、太陽系の惑星>太陽系の準惑星>太陽系の愉快な仲間達、とするわけにもいかないでしょうし。 (個人的には『軽惑星』というのもアリかなと思います)
あ,そうか
>この字が常用漢字外(=公文書で使えない(『わい惑星』と表記する必要がある))
それも考慮材料としては無視し切れない部分がありますね。 > 惑星>小惑星>準惑星 >という誤った認識の元になりませんかね? 否定できないところが何とも。 こればっかりは,様々な機会に,ちゃんと説明するという一見回りくどい方法しかないと思いますが ・・・・ 。 と言うか,そこで手を抜くと誤った知識が広まったり,ニセ科学につけこまれる温床になったり ・・・・ というのは考えすぎでしょうか。 >個人的には『軽惑星』というのもアリかなと思います ん~~~~でも「軽」にしてしまうと,重さ(正確には質量ですが,理科アレルギーな人は区別しないでしょう)だけが問題になってしまうような気もします。 基準となる値があって,それより重い(質量の大きい)ものは「惑星」,軽い(質量の小さい)ものは「準惑星」なのだ。と思ってしまうとか。 |
カレンダー
フリーエリア
最新CM
[08/03 ナーラー・ヤナ]
[03/15 ナーラー・ヤナ]
[01/15 ナーラー・ヤナ]
[01/15 キツネソバスキー]
[12/17 ナーラー・ヤナ]
最新TB
ブログ内検索
|