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国立天文台とJAXA研究チーム、世界で初めてブラックホールの位置特定に成功 Yahoo!ニュース

超巨大ブラックホールは何処に? 噴出ガス源流の隠れ家を突き止める 国立天文台


>国立天文台とJAXA(宇宙航空研究開発機構)の研究チームが、世界で初めてブラックホールの位置を特定することに成功した。

 第一印象として・・・「え? まだ正確に特定できてなかったの?」と思った私がいます。



>銀河の中心には超巨大ブラックホールが存在し、莫大なエネルギーを宇宙空間へと運ぶプラズマの流れ「ジェット」を噴出していることが知られています。 ジェットの噴出口に潜む超巨大ブラックホールの位置は、「ブラックホールの直接撮像」の達成のためには必要不可欠な情報です。ところがジェットの噴出口の付近では電波が吸収されるため、これまではブラックホールの居場所を正確に突きとめる手段がありませんでした。

 ほぉ・・・。初耳です。


>研究チームは今回、位置精度を極限まで高めた「多周波相対VLBI」という革新的な観測手法を駆使し、おとめ座Aのジェットの源流に潜む超巨大ブラックホールの居場所を約20マイクロ秒角(1度角の1億8千万分の1)というかつてない精度で決定することに成功しました。

 相対VLBIって・・・確か,月観測衛星「かぐや(SELENE)」の観測ミッションでも利用されていた技術だったよな。

 それに「多周波」という言葉が着いているところからして,複数の周波数帯での同時観測とか,そういう類だろうか?


 それにしても,決定精度が約20マイクロ秒角って・・・。

 ちなみに,角度1度だと,1km先で約17メートルのズレになります。

 が・・・その1億8千万分の1となると・・・単純計算で,約1000万分の1メートル=0.1マイクロメートル=100ナノメートル。

 ・・・いかん,小さすぎてイメージが・・・。


>本結果は、現代科学の究極の目標の1つである「ブラックホールの直接撮像」の達成に向けて大きな一歩を踏み出したことを意味しています。

 ブラックホールを近傍から見たらどんな風に見えるか,というものについては,高重力による空間のゆがみとそれに伴う光の曲がりや,降着円盤の高速回転に伴うドップラーシフトによる見た目の色味の変化などを考慮したCGは見たことがあります。

 が,そうではない「直接撮像」というのは,かなりわくわくします。

 勿論,CGイメージのような映像ではないでしょうが(角分解能やらなにやらの物理的制限を考えても),それでも「直接」というのは一つの大きな節目になると思います。


 ぜひ頑張って欲しいです。

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