厚生労働省，喫煙率引き下げの数値目標

厚労省 喫煙率目標値を設定へ　という記事ですが，最初に思ったことは ････
「え？　まだ目標値を決めてなかったの？」
です。
正直言って。

ところで，それ以上に重要なのは，「その目標を達成するために，どんな政策を策定し，実施するのか」ってこと。
全く吸わない私からすると，百害あって一利なしな煙草をいつまで野放しにしておくのかと思ったりするわけですがねぇ。

念の為に言えば，吸う事自体を無条件に否定はしていませんよ。
あまり側で吸われると，その煙が煙たいと感じるだけで。

個人的には，煙草の販売は完全対面販売限定（つまり，煙草の自販機を完全に廃止）にして，年齢確認をキッチリやるとか，その分人件費が掛る分は１箱の単価を高くして補うとか，それくらいぶち上げてもいいのではないでしょうか。

後は，煙草の生産そのものを段階的に縮小する計画を立てるのも必要ではないでしょうか。
いや，喫煙率を下げるってことは，吸う人の数が減るわけだから，それにつれて消費量も減ると考えて間違いはないだろうから，それ以上に生産してもしかたないだろうし。


勿論，話がそんなに単純じゃないってことは承知してますよ。
農産物としての煙草（の葉）の生産農家，加工業，パッケージの印刷，組み立て，流通，販売など，さまざまな業種で仕事が減るってことですから。

ただ，健康面から言えば，害しか与えない煙草が（少しでも）なくなる事で，医療費の抑制ができるなら，その分はその分としてちゃんとプラスに評価するべきでしょう。


などと，考えてるわけです。