手順の持つ意味

って，やっぱり小さくないんだなぁ・・・。

　ということを実感させられた週末でした。

　発端は，その前日に環境を整えたＰＣ。ＰＣが急に不調になったユーザーのために環境を設定したマシンです。

　それが・・・とんでもない状態になっていました。


　デスクトップの背景が真っ黒になり，画面右下に「この Windows のコピーは正規品ではありません」と表示されているではないですか。


　当然ながら，正規品です。

　某メーカー製ＰＣで，Ｗｉｎｄｏｗｓ１０ＰｒｏからのダウングレードでＷｉｎｄｏｗｓ７Ｐｒｏがインストールされている製品です。


　なのに・・・なのに・・・何故！？！？！？！？


　で，早速ネットで検索しようとして・・・あ・・・もしかして，アレが原因？

　と，検索しようとした行為そのもので，原因の特定が出来ました。


　トラブルの症状（正規品なのに，正規品でないと判断されている）から推察して，ＰＣ側のデータの一部，正規品かどうかを認証するデータ関連が破損しているのだろう，と言うことは推察できます。

　で，何故そんな破損が生じたかというところで，環境構築の時点でちょっとしたサボリをしていたのが原因だろうと思われます。（状況からの推定です。）


　ＰＣ本体の設定は基本通りとして，今回の対象ユーザーは少数派のＡＴＯＫユーザーでもあります。

　なので，別途ＡＴＯＫをセットアップしたのですが，通常ならＡＴＯＫに限らず日本語入力ＩＭＥのセットアップ後には再起動が必要です。

　実際，セットアップ直後には再起動を促すメッセージも表示されます。


　が・・・そこで，再起動を後回しにして，ＡＴＯＫのアップデートを実行したのが・・・多分，不味かったんだろうなぁ。

　ＡＴＯＫ本体のセットアップ直後だけでなく，アップデート直後にも再起動が必要になります。

　で，２回も再起動するのが面倒，とばかりにセットアップ直後の再起動をすっ飛ばして，先にアップデートをした結果・・・認証データのどこかに不具合が生じたのではないかな。と。


　ちなみに，そう判断した理由は，症状発生後にそのマシンで検索しようとして，日本語入力がまともに出来なかったから。です。

　言語バーはＡＴＯＫの表示になっている物の，まともに入力ができない。入力文字種をひらがなに設定できても，変換できない。

　と，散々な状態でした。


　なので，その辺が原因と判断しました。


　で，原因が判明したところで，対処は・・・何やら手間が掛かりそうなので，まずは先日のやりなおし。

　もう１台の予備機を用意して，先日やった新しいＰＣのセットアップ＆データ移行をもう一度やり直し。

　と言うのが，先週末の出来事と，その対応。


　で，今日は症状が発生したＰＣの対処として，リカバリを実行。


　落ち着いてから検索を掛けてみると・・・あれこれ手順はあるようなのですが，そもそも初期状態（正規品ではないとのダイアログボックス）で表示される案内に従ってもどーにもよくわからないような状態だったので，手っ取り早くリカバリを実行することにしました。

　半日ほどで終わったし。

　・・・その分，今日の予定の仕事が滞ったのは別として（苦笑）