一太郎２０１２承

　一太郎の新バージョンです。

　本当は昨日のうちに届いていたのですが，帰宅が遅かったので今日になってからインストールしました。

　前回（２０１０年）はＪＵＳＴ Ｓｕｉｔｅでしたが，今回は一太郎プレミアムで，「一太郎」本体に加えて，「ＡＴＯＫ」，「花子（統合グラフィックソフト）」，「Ｓｈｕｒｉｋｅｎ（メールソフト）」，「ＪＵＳＴ ＰＤＦ（ＰＤＦ作成，編集）」といったところです。

　使用頻度から考えて，「三四郎（表計算）」，「Ａｇｒｅｅ（プレゼンテーション）」についてはバージョンアップは見送りました。

　・・・別製品（それぞれ「ＪＵＳＴ Ｃａｌｃ」，「ＪＵＳＴ Ｓｌｉｄｅ」）になってしまったことと，「三四郎」のファイルがそのままでは読み込みできない，という状況に，ちょっとマイナスを感じてしまったのも事実。


　さて，パッケージを開封して最初に出てきたのが，予約特典のオリジナルハンドタオル（生産地：愛媛県今治）。

　そして・・・ある意味とんでもないものが入っていて，仰天しました。

「お詫びと訂正」　＜え？

　セットアッププログラムのボタンの割り当てにミスがあったようです。
　メーカーサイトに行ったら，２月９日付でサポートに掲載されていました。

　うん。これまで，こんな初歩的なトラブルはなかったので，ちょっとビックリしましたよ。


　さて，改めてインストールを開始。
　一太郎，花子の旧バージョンは削除。と。

　で，ざっと様子見をしてみると・・・。

一太郎２０１２承
　え～っと・・・初期画面の印象が私の好みからどんどん離れていってるわけですが・・・その離れ方のベクトルが別の方向向いたな。という感じです。用紙イメージの外側に，木目が表示されているのは何事かと思いました。文机の天板のイメージらしいですが。
　ついでに言うと，メニューバーの表示内容がメーカー曰くの「最適化したメニューを表示」というものになっているのも，個人的にはマイナスです。
　まぁ，この２点（外見とメニュー内容の制限）については，ヘルプなどから解消できるので，それほど大きな障害にはなりませんが。

　キーカスタマイズなどを取り込んでくれるのはありがたいのですが・・・それを手動でやらなければいけないのもマイナス点ですね。
　初回起動時には環境移行のツールが自動的に起動して，ウィザード形式で移行できるようにしておいてほしいです。
　いや，ヘルプはちゃんと出ますよ。
　ただ，画面上でヘルプウィンドウと一太郎のウィンドウと見比べながら手順を実行するのも私にはそれほど問題でも無いですが，初心者にはどうかな。と。

　ナレッジウィンドウが初期状態で使えなくなっていることに関しては，そもそもナレッジウィンドウを全く使っていなかったので，支障なし。
　ただ，ナレッジウィンドウを使いたいユーザーに対して，一太郎そのものの「画面タイプ」を切り替えるために，一度終了させて，切り替え専用ツールを立ち上げないといけないのは大きなマイナス点かと。
　後，バージョンアップのセールスポイントにしている「文字パレット」が新しいタイプの画面（オリジナルタイプ）でないと使用できない。というのもどうなのか。と。

　と，基本的な機能や操作性に関しては変更らしい変更もないので，これまで通りの使い方をする分に関しては何の心配も無いのでしょうが，メニューの制限が響いて，個人的な第一印象としては，ややマイナスが先行です。


ＡＴＯＫ２０１２
　旧版（２０１０）で設定していたカスタマイズを問題なく取り込んでくれているので，快適，の一言です。
　・・・ここまでの文章を入力していて，不満らしい不満はありません。
　それだけに，一太郎のマイナス感が（苦笑）


花子２０１２
　簡単に触ってみた範囲では，基本的な点は大きく変わっていないな。と。
　なので・・・まぁ，問題はなさそうかな。


Ｓｈｕｒｉｋｅｎ２０１２
　アカウント情報もデータも自動的に移行してくれているので，問題なし。です。
　明記はされていませんでしたが，学習型迷惑メールフィルターもそのまま引き継いでいるようで，フィルタリングはばっちりです。


詠太２（音声読み上げソフト）
　起動して，手元にあった適当な文書データを放り込んでみたところ・・・意外と自然な読み上げをしてくれました。
　標準設定だとちょっと早口な感じがあるとか，区切り場所とか，人間が意味を解釈しながら読むのに比べたら，違和感は当然ありますが（笑）


ＪＵＳＴ ＰＤＦ２
　・・・まだ使ってないのでパス。


　さて・・・しっかり使い込んでいこう。