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桐10sを導入(購入)しました。

 機能的には桐9でも十分なんですが,今後Windows10/11に対応していないので,移行を考えると,そろそろ必要かな。と。





 パッケージの中身はインストール用のメディア以外はインストール時に必要な「インストールキー」が記載されたカードとガイド用冊子2冊程度です。

 関数や一括処理コマンドのリファレンスマニュアルで超重量級だったMS-DOS時代の桐(バージョン5)に比べるともの凄く簡素ですね。

 まぁ,関数のマニュアルが紙媒体だと持ち運びに困るのと,場所をとるので,電子化されるのは悪くはないです。

 ただ,読みやすさで言うと紙媒体なりの便利さがあるのは事実ですが。


 インストールはそれほど手間が掛かることもなくあっさり終了。

 で,起動すると自動的にネット経由でアップデータを検出してアップデート。
 その後にライセンス認証までほぼ自動で進みました。


 それでは最初に環境設定を・・・って,やっぱりショートカットキーはWindowsで一般的なキー配列になってるか・・・。

 ってことで,まずはMS-DOS時代の桐に合わせてカスタマイズ。


 それが済んだら適当なファイルを開いて・・・って,アイコンがおかしな物になってるぞ!?

 と思って慌てて確認していると,桐10sでは桐9以前とはファイルの拡張子が変更されていることを思い出しました。

 となると・・・,桐9以前のファイルの拡張子はWindowsには登録されていないので,桐のアイコンで表示されないのは仕方ないというか,当然のことになります。

 ただ,ファイルをダブルクリックして開くこともできないというわけで,桐を起動してから手動で開くことになります。


 桐9までなら,古いバージョンのファイルを開く時点で強制的に新しいバージョンに変換するしかなく,保存時には新しいバージョンで保存するようになっていました。
(厳密に言えば,新しいバージョンへの変換はファイルの定義モードで開き直さないとダメとか,色々と制約はありました。)

 だったのですが,桐10sでは桐9のファイルのままで編集,保存が出来るようになっています。
 正確には,ファイルを開く時点で桐10のファイルに変換されてから利用され,保存時に桐9のファイルに変換してから保存し直す,という処理になっています。

 なので,桐10sでの新機能などは十分に活用できないということですが。
(ぱっと思いつく範囲で言うと,Unicodeへの全面移行によるJIS第3,4水準文字の入力は出来るけど,桐9のファイルだと保存できない・・・とかかな。)

 まぁ,それはいずれWindows10環境へ移行していくので,それに合わせて徐々に,ですかね。


 いくつかのファイルを開いて画面入力用の帳票を試したり,並び替えや絞り込みを行ってみましたが,先にショートカットキーを合わせていたのが良かったのか,特に不自由を感じることなく操作できました。

 さて,徐々に使い込んでいこう。

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