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フレイン・エナジー、有機ハイドライドでガソリン車の燃費を向上 Tech-On! Automotive Technology

>水素貯蔵・供給装置の開発を手がけるフレイン・エナジー(本社札幌)は、フタバ産業、伊藤レーシングサービス、北海道大学名誉教授の市川勝氏の協力を得て、車両に搭載した反応器で有機ハイドライドから水素を取り出し、ガソリン車の吸気に混ぜて走行実験することに成功したと発表した。

すいません。
この記事を読んで最初に頭に浮かんだのがPC-98時代のRPGでした<マテ
購入したものの,難易度高くてクリアしてません。


>排気系の廃熱を利用して、有機ハイドライド(メチルシクロヘキサン)から水素を取り出し、エンジンに水素を供給する「オンボード型脱水素反応器」を搭載した。ただし今回の試験車両では、駆動力のほとんどはガソリンの燃焼によって生み出す。脱水素反応器によって生み出した水素は、吸入空気に3~5体積%程度混ぜるだけだ。

ここまで読んだ段階だと,3~5体積%と言われても,正直言ってだからどうした,という印象しかなかったです。

>水素はガソリンに比べて燃焼性が高いため、混合気に混ぜると、通常のガソリンだけの燃焼では困難な空燃比25以上の希薄燃焼が可能になる。このため今回の試験車両では、テストコースでの50~60km/h程度の定常走行で、ガソリンのみの走行の場合に比べて3割程度燃費を向上させることができたという。

希薄燃焼は燃費向上や排気ガスのクリーン化にかなり直接的に影響するので,これはかなりいいネタではないでしょうか。

って,念の為に理論上の空燃比(ガソリンを完全燃焼させるために,何倍の体積の空気が必要か)を確認していたところ,ちょっと気になる記述もありましたが。

空燃比って何? 秘密結車  R団 研究室より


まぁ,「テストコース」で,「50~60km/h程度の定常走行」という限定された条件ではありますが,この「50~60km/h程度の定常走行」って燃費がかなりいい領域だと思うんですが・・・。実は,ここ数年の通勤路がまさにこの速度域で巡航できるルートでして,その結果がカタログスペック(10・15モード)で18km/リットルの愛車が20~21km/リットルという数値を叩き出しています。

それから考えると,それで「3割程度の向上」って,かなり凄い数値じゃないかなぁ・・・とか思うわけですが。
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コメント
私的には
 MSXのRPG>ハイドライド
 確かに難易度高かった…(とおいめ)
 3は半ばインチキ気味にクリア。1は最初のフィールドをウロウロするだけでしたね。2のことを全然知らないのは何故だろう?


 >って,念の為に理論上の空燃比(ガソリンを完全燃焼させるために,何倍の体積の空気が必要か)を確認していたところ,ちょっと気になる記述もありましたが。

 普通の希薄燃焼だと、燃料(ガソリン、というか炭素)と結合し損なった燃え残り酸素が窒素と反応して窒素酸化物大量発生→環境によろしくない、となる訳ですが、今回のやり方だと、燃え残り酸素+水素=水となって窒素酸化物(やその他もろもろ変な酸化物)の生成を抑えることが可能だと考えます。
 というより、水素混入の目的がそれなのではないかと(希薄燃焼を促進させる火種も兼ねて)
【2008/02/29 18:17】 NAME[キツネソバスキー] WEBLINK[] EDIT[]


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