Nalarが日々(?)思うことを徒然なるままに書き連ねる日記もどきです。
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>この秋、本物のはやぶさが倉敷にやってくる! >~はやぶさ帰還カプセル特別公開 in 倉敷~ > よし,日程調整決定! > えぇ,少々の予定ならすっ飛ばして行くに決まってるじゃないですか。 2011年10月12日の記事「はやぶさがやってくる」より。 ということで,ライフパーク倉敷に行ってきました。 とは言え,帰還カプセルそのものは,直径40cm,高さ20cmというサイズなので,それほどのインパクトがあるものでありません。 それよりも,正面ロビーに展示してあるはやぶさの実物大模型のほうがよっぽど迫力はあります。 更に言えば,展示されているうちの前面熱シールドは複製品です。その他の部分(後部熱シールド,パラシュート,内部の機器など)は本物ですが,ケースに入れられた上で,そのケースから1メートルほど離れたところをゆっくりと歩いて通りながら見るだけです。 なので,こころゆくまで詳細に眺めることができた・・・とは言えませんが。 順路としては,まず大ホールで5分ほどの簡単な紹介ビデオを見せられました。 それから別の部屋に移って,そこで打ち上げから試料採取,帰還までの間の出来事や関連するさまざまな資料を自由に見ます。こちらでは特段の時間制限や追い出しはありません。 そこから特別展示室で帰還カプセルを見る。 そんな順路です。 が,既に述べたような展示形態なので,はっきり言って,こころゆくまで子細を眺めるのは不可能です。 いや・・・まぁ,そうでもしないと,あの人数は捌けないのは素人でも分かりますが(苦笑) 何しろ,全部終わってから館外に出ようとした時には,順番待ちの列が建物の外まで伸びてましたから。 いや,最初に列に並んでいた時に聞こえてきた,列の整理をする職員の会話からすると,開館直後の時間帯はそんな状態が何時間か続いていたっぽいですが。 幸いなことに,大ホールとカプセルの展示室との間に資料展示の部屋が挟まっていて,その部屋は見学者が各自のペースで見て回っているので,そこが緩衝帯の役目を果たしてくれているので,特別展示室は結構ゆったりとしていました。 ちょっと立ち止まる位なら,なんとかできる程度には。 まぁ,タイミング次第なんでしょうけど。 肝心の帰還カプセルそのものは,大きさと展示形態もあって,あまり期待しすぎるとガッカリ感が半端じゃないかも(笑) ただ・・・何と言うか,大きさ一つにしてみても,数値だけを聞いて,物差しで『このくらい』とイメージしているだけよりも,展示ケースから1メートル離れたところから眺める程度であっても,実物を直接見る,という経験は遙かに勝るものだと思います。 ついでに言えば,資料展示の部屋では,帰還カプセル(耐熱シールド付き状態)を,同じ材質で再現したものが,触れる状態でおいてありますので,大きさも重量も実際に手にとって感じることができます。 重量約9kgと言うのは,それなりに重くもあり,この程度という感じもあり・・・でした。 と,長くても数分ほどの帰還カプセル展示室を出て・・・さて,どうしよう(笑) 昼を少し回ったころなのですが・・・ふむ・・・,よし,せっかく来たんだから,展示は全部見て回ろう。 と,ある意味当然の決定をして,まずはプラネタリウムでの特別プログラム「HAYABUSA ~BACK TO THE EARTH~帰還バーション・ディレクターズカット」のチケットを購入。 はやぶさの宇宙の旅を描いたフルCGドキュメンタリーです。 ただし,人気がありすぎて,1時間半ほど後に始まる回でないと席が空いていませんでしたが。 まぁ,コレ幸いと,もう一つの展示室で上映されている,「小惑星探査機,はやぶさ帰還編」(約15分)を見ることに。 オーストラリアのウーメラで撮影されたはやぶさ本体と回収カプセルの大気圏再突入時の映像とか,地上に帰還したモジュールを回収する映像とか,実写映像を中心とした軽いもので,迫力という点ではプラネタリウムでの映画には遠く及びませんが,これはこれでいい感じでした。 ただ・・・そちらを見てしまうと,その圧倒的迫力で,こっちの内容なんてかなり簡単に飛んでしまいましたが<マテ そして・・・それでもまだ時間があるので,昼食でも・・・と思いましたが,結局断念しました。 理由は,今回の会場となっているライフパーク倉敷にある軽食喫茶が,今回のような大量の来館者に対応しきれていなかった,ということ。 下手すると,一度館外に出て,最寄りの(徒歩数分)コンビニで何か調達した方が早くて確実かも。 と,思いついたのは全部終わって帰る時に,でしたが(笑) ともあれ,その代わりの待ち時間は,科学展示室の見学と,「こんなこともあろうかと」持っていった文庫本で潰しました。 そして,プラネタリウムでの映画ですが・・・。 内容的には・・・約50分というその時間の割には・・・,という感じがします。 ドキュメンタリーなので,事実を追ってはいます。が,フルCGなので,JAXAの技術者達が登場するわけでもなく,技術的な事柄が解説されるわけでもありません。 まぁ,入門編として,順を追って起こったことのおさらい,という感じです。 いや,宇宙空間を飛翔するはやぶさとか,小惑星イトカワへのタッチダウンとか,迫力はありましたよ。 中国地方最大級という,直径21メートルのドーム全体に投影される映像の迫力は相当凄いです。 正直,先日の3D映画「マイティ・ソー」なんて比べものにならない位に。 ただ,迫力ありすぎて,軽く酔いましたが(苦笑) いや,下手に中央あたりのいい席に座ったもので,視界全体の映像が動き回ると,自分が実際に動き回っているかのような錯覚で(隣のホームの列車が先に動き出すと,自分が乗っている列車が動き出してると錯覚するのと同じヤツですね),迫力はありすぎる位にあるんですが,ちょーっとキツイです。 まぁ,50分は予想外にあっさりと終わってしまいました。 その意味では,できは良かったと思います。 見る順序として,妥当だったか,と考えると,最後の映画の迫力で他のが全部とんでしまったような感じはありますが,それでもカプセルの印象は漠然とでも,結構残っています。 その意味では,『本物』と目にするという体験は,決して小さいものではないと思います。 そのうちの幾らかは「実物を見た」という自己満足だとしても。 そう思います。 PR
会場の盛況ぶりを
読むと、『理科離れ』って何なんだろう?と思ってしまいます。結局の処、本物に触れる機会を提供出来ていないだけなのでしょうか。
本物の芸術に~と云うお題目はよく聞きますが、それと同じくらい本物の科学・スポーツ・テクノロジー等に触れる機会も大切に考えて欲しいものです。 (そう云う意味では、幼少期?にスペースシャトルの初フライトやハレー彗星の回帰に遭遇した私達の世代は結構幸福なのかもしれません。チェルノブイリ事故やチャレンジャー号事故もありましたが、それも『科学』を考える上で貴重な経験だと思います) ・・・べっ、別に、コッチはコッチで『カシムラ秋のパン祭り』絶賛開催中なんだから悔しくなんかないもんっ! |
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