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まずはこちら(↓)を御覧ください。
まん延するニセ科学と、対峙する科学者たち

確かに多いですよねぇ ・・・・ 「ニセ科学」。
一頃より多少は減りましたが「マイナスイオン」とかもこの傾向ですよね。
そもそも「マイナスイオン」などという科学用語は存在しないって段階で怪しいにも関わらず,私の周囲でも何故か信じている人はいます。科学的な根拠がないって事を指摘しても,簡単には認めようとしません。
なので,個人的にはその人がマイナスイオンを信じている事については,「そういう宗教を信仰しているんだ」位に考えて,あまりその話題に深入りしないようにしてます。

閑話休題


>人がニセ科学に魅入られやすいのは、ニセ科学が単純な二分法で複雑な問題に明快に白黒をつけてくれるからだという。

・・・・ 某情報番組(情報系娯楽番組と言うべきか)で捏造された内容を多くの人が簡単に信じ込んでしまったのもこの類いでしょうか。
「○○○すれば,×××になる(なれる)」という単純なものだからすぐ飛びついた。と。


> 菊池氏の取り組みがユニークなのは、自らの活動によって、今すでに「ニセ科学」を信じてしまっている人を説得できるとは、必ずしも考えていないという点にある。
> それよりも、今はまだそういう説を知らない人たちが、ふとしたはずみでその存在を知り、おかしな考えにとりつかれてしまう前に、「こういう説は科学的なように見えて、実は非科学的で何の信憑性もないんですよ」ということを広めておこうというのである。病気に例えれば、感染してしまってからでは治療は困難だから、しっかりと予防措置をしておきましょう、というようなことかもしれない。

その意味では日常生活の中で自然科学関係のニュースにもっと触れる機会が必要なのではないかと思うのですけどねぇ ・・・・ 。
って,このブログで自然科学関係のネタを扱うとたいていそっち方面に話を進めてしまうなぁ。
ワンパターンと言われればそれは否定できませんが,自然科学関係のニュースが少ないのが不満なのも否定できないわけで ・・・・ 。


> 近年、菊池氏以外にも、こうした「ニセ科学」への警鐘を鳴らすという啓蒙活動を、ネット上でおこなっている科学者たちが現れてきている。
> これらの試みが、大きな実を結び、ニセ科学の広がりに少しでも歯止めがかかることを期待したい。

ついでに,社会教育の中で大きな影響力をもっているマスメディア関係者がもっと科学関係のネタを扱って,消費者の目を(いい意味で)肥えさせてくれる事を期待します。


以下,余談

この記事を読んで,10年以上前に購入したある雑誌を思い出しました。

「最新科学論シリーズ26 世界を変えた科学10大理論 プラス40理論」学習研究社

その中の「相対性理論」の解説の中に「疑似科学の跳梁跋扈を許す出版人」という一節がわざわざ設けてありました。そこでは池内了大阪大学教授の意見が紹介されていました。要約すると,疑似科学本が跳梁跋扈する状況は憂慮すべきものである。さらに,そのような疑似科学本をある程度名前の通った出版社が出版する事が問題であり,それは出版人の堕落である。と。

「出版」を「報道」に変えてもそのまま通用しそうですね。今日でも。
あるいは「マスメディア」か。
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コメント
とりあえず
 雑誌『ムー』を出版しているお前が言うな(笑)>学習研究社 そういえば昔書店でバイトしていたころ、自然科学や歴史の書棚から、この手の本をこっそり返品&自動発注解除したな~。図書分類コードの関係で、まともな本と一緒に並んじゃうんですよね。(『理科年表』と『第10惑星の秘密~』が同じ棚にあると怒りを覚える元書店員)

 リンク先が取り上げている、NHKの「視点・論点」ですが、「『ゲーム脳』はしつけの問題」と一刀両断する姿に、「『ゲーム脳』ってNHKが言い出したんだけどな」と爆笑してしまい、あまり他の内容を覚えていなかったりして…(汗) こういう番組を放送する一方、今だ平然と『ゲーム脳の恐怖』なる本を出版し続けるNHK、いやマス○゛ミって一体。
 そっちのほうがよほど『恐怖』ですがな。

 以下、参考というか関連というか
www.gakushuin.ac.jp/~881791/fs/
(「水からの伝言」を信じないでください)
www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/index-j.html
(「菊池誠の物理ページ」)

 上のサイトで取り上げられている沢山の水の結晶を見ながら、「自然の美を、人間の言葉ごときで左右しようなんておこがましいとは思わんかね」と(ブラックジャックの師匠風に)呟いてみたり…
【2007/02/03 17:13】 NAME[キツネソバスキー] WEBLINK[] EDIT[]
いつもさまざまなご意見どうもです
>雑誌『ムー』を出版しているお前が言うな(笑)>学習研究社
 うわ,そうだったのか。
 いや,『ムー』ってこれまで一度も手にとった事すらなかったもので ・・・・ 。

 で,ちょっと補足と言うか,もしかして誤解を招いているのではないかと思う辺りの追加説明を。
 池内了大阪大学教授の意見(出版人の堕落云々)を引用している部分の記事(相対性理論の解説記事)を書いているのは学習研究社の人間ではなく,松田卓也神戸大学理学部教授です。

・補足の補足
 お二人の肩書きは雑誌記載のものです。当然ながら念の為。


>『理科年表』と『第10惑星の秘密~』が同じ棚にあると怒りを覚える元書店員
 同感です。
 まぁ,出版側が「これは自然科学関連だ」って分類しちゃったらどうしようもないとは言え ・・・・ いい気分はしませんな。やっぱり。
【2007/02/03 22:40】 NAME[ナーラー・ヤナ] WEBLINK[] EDIT[]
『ムー』は
 自分達の取り上げる事(ネタ)が『オカルト』だと認識した上で面白可笑しく紹介する雑誌だと中の人が公言していますから。学研の『科学』に対する立ち位置は結構まともなんです。(仮にも「学習」と「科学」を出している(いた?)出版社なんだから、当然と言えば当然なんですが)
 オカルトに、科学風味の衣を着せていかにも事実っぽく取り上げる『疑似科学orニセ科学』なんて、学研としても批判したくなるでしょうね。(ここで言ってる『ある程度名前の通った出版社』って、徳○書店のことですかねぇ)
【2007/02/04 11:18】 NAME[キツネソバスキー] WEBLINK[] EDIT[]


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