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陽子は通説より小さいと示す実験結果 ナショナルジオグラフィックニュース

>原子の構成要素である陽子は通説よりも小さいとする実験結果が発表された。今後、物理法則の根本がひっくり返ってしまうかもしれない。

なんですとーーーーーっ!?!?!?





 要約すると・・・

これまで,陽子の半径は0.8768フェムトメートルとされてきた。(フェムトは10のマイナス15乗=千兆分の1)

この陽子の半径の数値は,量子電磁力学(QED)理論の方程式で不可欠な数値である。更にこのQEDは素粒子物理学の標準模型の基礎にも関係している。

ところが,この数値は現在の所完璧な数値が得られているわけではなく,僅かながら誤差が残っている(測定誤差?)。

なので,その誤差を解消する方法を模索してきた。

今回,得られた結果によると,陽子の半径は0.8418フェムトメートルということになる。
これは従来の数値よりも4%小さいもので,誤差の範囲とするにはズレが大きい。


ということのようです。


素人がパッと思いつける可能性としては・・・「これまでの理論に間違いがあった(つまり測定結果は正しい)」とか,「測定時の問題(機材の調整などに問題があり,測定誤差が大きかったなど)」とか,「検証に用いた方法が実は適当ではなかった」とか,「計測器のデータ処理プログラムにバグがあって,実際の数値とズレがあった」とか・・・かな?

天文学関連と言うこと以外に具体的な内容は覚えていませんが,何かの観測データの速報値を公表した後に,データ処理のプログラムにバグが見つかって,たまたまそのミスが内部で相殺されていたので,結果として許容される誤差の範囲に収まっていたとか,そんな話をNewtonで読んだことを覚えています。

が・・・まぁ,その辺りのことは素人がこんなところでグダグダ言っていても仕方のないことですから,世界中のプロにお任せするのが正しいでしょう。

・・・それ以上の懸念材料は,一般のマスメディアが(以下略

ナショナルジオグラフィックのサイトも巡回路に組み入れておこう。


>もし陽子が小さければ、リュードベリ定数が間違っていた可能性が出てくる。リュードベリ定数は、さまざまな元素から光がどのように発せられるかを表し、分光法に欠かすことができない。分光法は、ガスとちりでできた巨大な星雲や銀河に存在する元素の解明などに用いられている。
>リュードベリ定数が間違っていなければ、今度はQEDの方程式が成り立たなくなる。英国国立物理学研究所の科学者ジェフ・フラワーズ氏は実験結果を受け、「まさに激震だ。QEDを丸ごと見直すことになり、新たな理論の扉が開かれるかもしれない」と語る。

さて・・・続報はNewtonか日経サイエンスか(笑)

それとも,ナショナルジオグラフィック誌を買うか・・・。

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