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毎年年始の恒例行事となっていますが,岡山市内の某所で開催されている院展(再興 日本美術院展覧会)に今年も行ってきました。





 会場は例年通りの場所。と。

 まぁ,こういった定期開催の行事となると,そうそう簡単に別の会場に変えられないんだろうけれど。イベントのスケジュール的にも,関係各所の繋がり的にも(苦笑)


 と分かってはいても,会場の狭さと,それに起因する隣の作品との間隔の狭さ,作品全体を見渡すためのもう一歩が下がれない,などの不満が消えるわけではないぞ。と。

 それでも,今年は程よく空いていたので,作品全体を見渡すためにもう一歩下がりたいけど(他の人の邪魔になるから)下がれない,という程ではありませんでした。


 今回印象に残った点・・・と言うよりは,これまで気にも留めていなかったことに気づいた(或いは気づかされた)点が2つ。

 まず1つは,作品の展示順(或いは会場内での展示位置)について。

 会場入り口に,院展の全作品集の表紙の原画が展示してあるのが定例になっていますが,その後は・・・どんな基準というか,誰が決めてるんだろうか? と。

 多分,最高位の賞である内閣総理大臣賞を受賞した作品が入り口を入ってすぐにあるのも定例だと記憶していますが,それ以外の配置って・・・どうなんだろう?

 他にもいくつかの賞があるわけですが(文部科学大臣賞,日本美術院賞など),どの賞を受賞した作品が何処にある,などと言うことはこれまで意識したことがなかったので,何か関係があるのかどうかは全く分かりません。


 ただ,それ(作品の配置)が気になる程度のことはありました。

 最初のうちは並びを特に意識せずに端から順に眺めて行っていたのですが,途中で「良いところに置いてあるよなぁ」と感じた一瞬がありました。

 そこで,ふと気づいたわけです。

 作品の並び順って,誰がどうやって決めてるんだろうか。と。


 あの作品が,あの場所に配置されていなかったら・・・もしかしたら,そんなことは思いつきもしなかったかも知れません。

 そんな,現場でなければ分からない,気づけない何かがあるから,年に一度とは言え絵画の世界に身を漬しに行っているのかも知れません。


 2つ目は,院展って・・・「日本画」だよな。でも,「日本画」と「洋画」の根本的な(或いは,決定的な)違いって,何なの?

 西洋画が日本に入る以前の表現に基づいて・・・と考えると,例えば江戸時代の浮世絵などが頭に浮かびますが,院展で展示されている作品は,むしろ西洋画とも区別が付かないものが大半です。

 間近で見れば,画材などの違いは感じ取れますが,「それだけ?」とも思います。

 気になって,調べてみると・・・誰もが納得している統一した基準のようなモノって存在しないというか,そもそも作れないんじゃないかというか・・・。

日本画 - Wikipedia

日本画について - 山種美術館

日本画って何ですか?洋画って何ですか? - 徳島県立近代美術館


 ・・・まぁ,これまで気にしたこともない,そんなことを気にするようになっただけでも,行った甲斐はあったのかな。と。

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