Nalarが日々(?)思うことを徒然なるままに書き連ねる日記もどきです。
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この美術館の建物は賛否両論だと思います。 個人的には,良くてボーダーライン上。ボーダーラインよりも若干否定気味っつーか,肯定的には見れないかな。というあたり。 公式サイトに外観の写真がないのですが,こちらのサイトに程よいのがありました。 トップページから「地域別検索」の欄の「岡山」→「成羽町美術館」でどうぞ。 まぁ,中に入ってしまえば建物の外観は気になりませんし,主目的は中身(熊谷守一展)の方なので。 その肝心の中身は・・・時期によって作風の変化が大きいので,それによって印象が全く違います。 ホントに同じ人の作品なのかと言うくらいに。 好みかどうかで言うと・・・いいなと思う作品も中にはありますが,全般的には・・・微妙。 悪いとは思わないけれど,自分から欲しいと思うような作品ではない。 というところです。 まぁ,文化の日の過ごしかたとしては悪くはなかった・・・ということにしておこう。うん。 その後天気の良さに誘われるままに,ドライブ気分で走り出したら何時の間にやら県境を超えて広島県神石高原町まで辿りついており,時間が程よかったのでそこで昼食を摂り,そこから別ルートで帰宅したのが文化的かどうかはさておいて(笑) PR
デッ
既視感…
>『エントランスがどこにあるのか分らず、歩かされました。』 リンク先のコメントより。一日3回は同じようなこと言われてるよ自分。 こういう建物を見ると、雨漏りやひび割れを心配してしまうのは完全に職業病っすね(笑え…ない) この時期(93~97年)の建物はそういった面が危ういんで(ちょうど企画・設計がバブル絶頂期のため、本来なら金と技術を注ぎ込まないと成立しない建物なんですが、バブル崩壊後の絶不況期に無理やりコストダウンして建設してますので色々と無理が…) ま、磯○新みたいに「雨漏り標準装備」ということはないでしょうが(苦笑) (設計者のマス(以下略)に泣かされている某市建物管理業)
あはは・・・
>>『エントランスがどこにあるのか分らず、歩かされました。』
> リンク先のコメントより。 え~~~,実はちょうど居合わせた男性が,壁にある「入り口はこちら」の掲示を見落とし,喫茶室の方へ歩いて行ったのはここだけの話。 って,結構そのパターン多そうな印象では有りましたが。 >設計者のマス(以下略)に~ あ~~~~~,外見も微妙なところでしたが,館内のレイアウトも微妙。 これまでに訪れた美術館や博物館の数なんてそう大した数ではないですが,それでもここまで館内の配置で悪い感じがした憶えはなかったです。 ついでに言えば,トイレが館内に存在しないところもかなり。 あ,「美術館の敷地内」には存在していますよ。 同じ建物の中になくて,一度外へでないと行けない。と。 場所としては出口のすぐ側なんですけど・・・天井の低さとか狭さとか,ここはボーダー上どころではなく確実にマイナスポイントですね。
あちゃ~
My管理物件と同じ設計コンセプトな気がする…
>壁にある「入り口はこちら」の掲示を見落とし~ >トイレが館内に存在しない 要はですね、故意に『人の流れ』を排除した建物なんですよ。 一般的な美術館であれば、「入口~美術品展示(学芸員が何らかの意図(年代とか作風とか)で観覧順を設定)~出口~おみやげ・トイレ・レストランetc」という一定の流れがあります。別に美術館でなくても、「入口(出口)~館内スペース~アメニティ」という導線が、『普通』の建物であれば存在します。 が、この時期(~90年代前半)、こういった導線を作らない(作らせない)建築が流行っていた気配があります。 導線の起点となる入口を大量に作ることで、人が様々な動きをするようにする。はたまた今回の美術館のように、入口を故意に分かり辛くすることで、入口へのアプローチを複雑化するといった具合。 館内も同じく。入館者をウロウロさせることを意図した造りになっています。(管理者からすると、入館者が迷子になるのでえらい迷惑) おそらく企画書あたりには『自由な人の流れを生み出す~』などと美辞麗句が並んでいるんでしょうが、どんな建物にせよ(建物内をウロウロするのが目的ではなく)その建物内の『どこかに行く』ことが目的な訳です。 入館者の目的を達せない建物が『良い建物』と云えるでしょうか? 最後に、この手の有名建築家が設計した建物の管理者として、少々言訳を。 「分かりにくいんだから案内表示を増やせ(表示を改修しろ)」というお叱りを、当然のことながら入館者からいただきます。 が、実はこういった案内表示まで設計に入ってまして、勝手にいじることが出来ない契約になっております。もちろん追加なんて論外です。(やろうと思ったら、別料金で改設計を依頼する必要があります) 入館者からすると勝手な話ではありますが、管理者が出来ることは限られているということを、どうぞご理解下さいませ。 m(_ _)m
なるほどぉ
> 要はですね、故意に『人の流れ』を排除した建物なんですよ。
> 一般的な美術館であれば、(中略)導線が、『普通』の建物であれば存在します。 > が、この時期(~90年代前半)、こういった導線を作らない(作らせない)建築が流行っていた気配があります。 言われると凄い納得できます。 入り口(2階部分)から2階部分の展示スペースを一巡するまでは流れ(道順)を迷うようなこともないのですが,1階へと降りる階段の所で・・・ちょっと待て。と。 近い例をあげるならT字路。 下から来て,右に行けば1階への階段。 左に行くと・・・別の展示室(今回の「熊谷守一展」とは別の常設展示)。 なのはいいんですが,その常設展示スペースへの通路が・・・空中回廊っつーか,渡り廊下っつーか・・・。 で,その常設展示室からも1階に降りる階段があり,そこを降りても大丈夫なのか(「熊谷守一展」の展示スペースと問題なく連結しているのか)が不明。と。 実際は問題なかったみたいですが,心配なので素直に渡り廊下を渡って元のルートに戻りました。 まぁ,館内に3人程のスタッフが常駐していたのと,展示室そのものの規模がさほど大きくないので迷子になるような心配はしなくてもいいでしょうが。 >どんな建物にせよ(建物内をウロウロするのが目的ではなく)その建物内の『どこかに行く』ことが目的な訳です。 > 入館者の目的を達せない建物が『良い建物』と云えるでしょうか? この意見には諸手を挙げて同意させて頂きます。 >入館者からすると勝手な話ではありますが、管理者が出来ることは限られているということを、どうぞご理解下さいませ。 普段,縁のない業種の話で,興味深く読ませて頂きました。 |
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