これは欲しいかも

恐らく初めてだと思います。
外見（デザイン？）だけで，「これなら欲しいかも」と感じたＰＣって。

かなり気合いの入ったヴィクトリア様式オルゴール風ノートPC　GIGAZINE

＞中身はヒューレット・パッカード製のノートパソコンZT1000

とのことなんですが・・・そのノートパソコンのスペックがヒューレット・パッカードのサイトでも見つからないのは何故でしょう？

いや，マジな話。

日本国内で販売されていないモデルらしいというところはわかりましたが，海外のサイトで調べても，マシンスペックがまったく出てこないのは・・・何故？

や，ＧＩＧＡＺＩＮＥのページ内に，詳細についての説明ページへのリンクが設置はしてあるんですが，どうも帯域制限に引っ掛かっているらしくて，ページが出てこないんですよ（JST 2007/11/05 22:20現在）。

だもので，どの程度のスペックなのかなぁ・・・と軽い気持ちで検索してみたんですが，予想に反してまったく出てこない。と。

まぁ，スペックはさておいて，モノを見て行くと・・・凄いの一言です。

ディスプレイの裏側は完全にオルゴールになって・・・るんでしょうね。これは。

しかし，鍵で電源を入れるっていうのは，何の冗談かと思いますが，考えようによってはこの鍵がなければ電源を入れられないので，不正使用の防止にはいいのかも。

キーボードの雰囲気もいい感じです。
渋い，の一言ですね。

キーの表面に（薄いとは言え）金属板が乗っかっているわけですから，その重量による打鍵感の変化とか，指先にあたるものが金属板であるとかで，キータッチ的には微妙なのかも知れませんが。


後の疑問は・・・放熱性がどうかってところですね。

写真で見る限り脚が着いていてその分本体の下側に隙間は空いていますから，そこからの吸気は大丈夫でしょうが，排気口がちょっと心配です。

背部のコネクタが映っている写真で，左側の脚とコネクタの間に口が空いていて，その奥に放熱のフィンらしきものが見えますが，コネクタ（一番左のモノはパラレルポートですね）と比較して大きさが大丈夫なのかなぁ，と思ったり。

そうでなくても「木材」っていうのは熱伝導性は良くないですからね。


まぁ，結局の所・・・ＦＤＤが非搭載っぽいなぁとか，ＰＳ／２ポートもなさそうだなぁ（これらは個人的にはマイナスポイントです）とか，よく考えたら電源用の鍵があの場所にあるっていうのは使うときにものすごく邪魔じゃないかなぁとか，冷静に考えてみると，「やっぱりいらないかなぁ」に傾きはするんですけどね（笑）

それでも，外見（デザイン）とか，ギミックとかの，「パソコンとしての性能」に全く関係ない部分で「欲しい（かも）」と思ったのは初めてでした。