ＸＰでの動画ファイル再生

AVI形式の動画ファイル，というよりも正確には，ビデオコーデックとして，Indeoを使用している動画データが，Windows XP上では再生できない。という問題関連のネタです。

この問題は WindowsXP 環境でよく起きているようです。
「ようです」というのは，つい先日までメインマシンのＯＳが98SEで，その環境では何の問題も発生していなかったからです。
ＯＳが，XPのマシンの稼働が増えて，そのマシンでゲームのＯＰムービーやデモムービーを再生させることが増えて，ようやく我が家でも問題になりました。


で，あれこれ調べてみると，「動画が再生されない」場合の基本的なトラブルである，ビデオコーデックの問題であることはすぐに分かりました。
が ････ コーデックを確認してみると ････ Indeo 入ってるんですが ････ 。


さらに調べると ････ こんなページが見つかりました。

紹介のためのビデオ クリップが再生されるとゲームが応答を停止 (ハング) するか予期せず終了する（マイクロソフト サポートオンライン）

Windows XP 修正プログラム : ゲームの導入部のビデオ クリップを再生中に、ゲームが応答しなくなったり、突然終了したりする（マイクロソフト ダウンロードセンター）

特定の Windows XP SP2 環境で Intel IndeoR video 5.10 コーデックを利用できない（マイクロソフト サポートオンライン）

が ････ どーしても再生できないAVIファイルがある。と。

で，悩んでいたんですが ････ ぜんぜん関係ない方面から解決（？）したというか ････ 。

切っ掛けは，最新版のWindows Media Playerに対する不満からです。
何がといって，動画をフルスクリーンの切り換えた際の挙動が気にいりません。
動画を再生中にＡｌｔ＋Ｅｎｔｅｒでフルスクリーンにすると ････ 最初は上下に一時停止や早送りなどのバーが表示され，その分動画の画面が一回り小さく表示されるのは ････ まぁいいでしょう。
が，しばらく待つとその上下のバーが消え，映像が（今度こそ）フルスクリーンで表示される。と。
その状態でマウスカーソルを画面の上下の端に持って行くと，上下のバーが表示され，映像が１段階小さくなる。
この２段階の挙動が気にいらないんです。

で，表には出てこないけれど用意されている古いバージョン（６．４）がデフォルトで起動するように変更しました。こちらだとそんな妖しい挙動をしない上に，ウィンドウのデザインもシンプルでいいというか古くから見慣れているデザインで安心できると言うか（笑）

手順は次の通りです。
(1)：現バージョンでの関連付けを解除
バージョン９が起動している状態で，ツール(T)メニュー → オプション(O) → ファイルの種類タブ → ファイルの種類(F)欄で，すべてのチェックをはずす。 → ＯＫボタン

(2)：古いバージョンを起動
マイコンピュータ → Ｃドライブ → Program Files フォルダ → Windows Media Playerフォルダ と進んで，mplayer2.exe をダブルクリック

(3)：ファイルの関連づけ
表示(V)メニュー → オプション(O) → 形式タブ → すべて選択(S)ボタン → ＯＫボタン

と，AVI形式の再生とは直接はまったく関係ない理由でこれをやったんですが ････ 結果として，ビデオコーデックに Indeo を使用しているAVI形式の動画データが全て問題なく再生できるようになりました。

逆に，WMV形式などではうまく再生できない場合もあるようなので，その場合にはWMV形式のみ新しいバージョンに関連づけ ････ かな？