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というのをやってみました。

以前本屋で手にしたカメラ関連雑誌に概略だけ書いてあった方法を自分なりにやってみました。




*ダーク補正
ダークフレームを利用したノイズ除去法。
「ダークフレーム減算」という表現もされている様子。

*ダークフレーム
光を全く当てない状態=レンズキャップをはめた状態で撮影した画像。CCDを長時間稼働させることによって発生するノイズだけが記録された画像。
RAWデータでないと意味がない。

ただし,ノイズのレベルにはランダム性があるので,複数枚撮影しておくのが基本だそうですが,複数枚のダークフレームからそれらを平均化する処理ができるソフトが手元にないので,1枚だけ撮影しておきました。


と言うわけで,まずは昨日公開した画像で挑戦。

1:RAWデータの変換
カメラ付属のソフト,ViewNXで変換します。
ここでJPEGにしてしまっては意味がないので,TIFF形式に。
って・・・TIFF8ビットと16ビットって何がどう違うの?
ヘルプを見ても・・・書いてない。
よし,やってみよう。
変換して・・・何この70MBを超えるサイズは。
あ,RGB各チャンネルが16ビットね。
幸いな事に,使っているソフトはTheGraphics[ペイント]。このソフト自体が内部処理は全てRGB各チャンネル16ビットで行っているので,何の問題もなく扱えています。
ダークフレームの画像も同様に変換。と。

2:撮影した画像のファイルを開いて,念のために保存形式をTheGraphics[ペイント]専用形式にして名前を付けて保存。

3:新しいレイヤーを作成し,そのレイヤーにダークフレームの画像を読み込む。
とは言え,ファイルから直接レイヤーに読み込む事はできないので,ファイルを開いて,全選択 → 編集(コピー) → ファイル切り替え → 編集(貼り付け)という手順になります。

画像の巨大さ(4288×2848)故に,「巨大すぎてクリップボードに収まらない]とかのエラーが出ますが,処理はちゃんと行われています。

4:レイヤーの合成方法を「減算」に。
この時点で,若干ですが,画像全体が少し暗くなります。
いくつかのピクセルで,ダークフレームを重ねる前後でのRGBの値を比較してみましたが,全てで数値が低下=暗くなっていました。
まぁ,RGBそれぞれ16ビット(=65536段階)で見て,100とかその程度ですが。

ちなみに,ダーク補整をした画像はこちらになります。

その効果の程は,と言われると・・・まだまだですな。
カメラそのものの扱いやら,撮影の基礎が不十分すぎるので,ダーク補正云々以前の話,のような気がします。


なお,ダーク補正(ダークフレーム減算)に関しては,次のページが分かりやすいと思います。と言うか,参考にしたところです。

File No.004「ダーク補正でCCDによるノイズをカット!」 Astroarts ステラ情報局 > ステライメージ『5』による「しあわせ画像処理」

ダークフレーム減算とは Masa'S Web


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