テンポラリファイル

時には手動で削除しないと，意外と溜まっている・・・とは思っていたんですが，まさかそっちだったとはorz

　少し古めの機種ですが，大過なく動いていたＰＣなんですが・・・「空き容量が４ＧＢ以下になってるんだけど」と持ち込まれました。

　カタログスペック的には５００ＧＢのＨＤＤを搭載しています。

　メーカー品なので，起動領域などのシステムで必要な部分を除いた残りは全て一括でＣドライブに割り当てられています。

　なんですが・・・確かに空き容量が４ＧＢ以下です。


　この手のパターンでありがちなのが，音声データや動画データなどをため込んで・・・というパターンですが，マイドキュメントやマイピクチャ，マイミュージック，マイビデオなどの容量を見ても・・・５００ＧＢのＨＤＤを食い尽くすには遙かに及ばない量です。

　となると・・・テンポラリファイルかな？
　と見当を付けて，Ｗｉｎｄｏｗｓキー＋Ｒ → %temp%[cr]　でテンポラリフォルダを開いて・・・って，たいした量じゃないな。

　実際，雀の涙。と。


　では，少々腹をくくって・・・Ｃドライブ（のルート）を開いてから，フォルダ一つずつＡｌｔ＋Ｅｎｔｅｒキーを。

※Ａｌｔ＋Ｅｎｔｅｒキー：ファイルやフォルダのプロパティを開くショートカットキー。
　通常，「全般」タブを開いた状態になるので，ファイルやフォルダの容量を確認できる。

　で・・・Ｗｉｎｄｏｗｓフォルダのこの容量は何事？　４００ＧＢ弱って・・・。

　ってことで，Ｗｉｎｄｗｏｓフォルダの中に入ってから，同様の作業を繰り返すと・・・え？　３００ＧＢって何？

　はい。

　Ｃ：￥Ｗｉｎｄｏｗｓ￥Ｔｅｍｐフォルダでした。


　念のため検索して・・・

　あぁ・・・そうか・・・。
　環境変数の ％ｔｅｍｐ％ で開けるのは，個人用のテンポラリフォルダで，システム全体のテンポラリフォルダは別物だったのか・・・。


　と，確認が出来たところで，Ｃ：￥Ｗｉｎｄｏｗｓ￥Ｔｅｍｐフォルダの中身を全削除。

　ゴミ箱を経由させる必要性はないので，Ｃｔｒｌ＋ＡキーからのＳｈｉｆｔ＋Ｄｅｌｅｔｅキーで削除実行です。


　しかし，Ｗｉｎｄｏｗｓシステム全体のテンポラリフォルダに溜まっていたとは，こんなケースは初めてでした。


　でも・・・これまで気づかなかっただけで，同じようなケースは過去にもあったのかもしれないなぁ・・・。

　もしかしたら，今後どこかでまた出くわす可能性も・・・。