添付ファイルのサイズ

「Ｏｕｔｌｏｏｋを起動すると，やたらと全体の反応が遅くなる。タスクマネージャを見てみると，ＣＰＵ使用率がＯｕｔｌｏｏｋが９８％位になっている」

というＳＯＳが朝一番で飛び込んできました。


症状は確認できたのですが，肝心の原因は不明。

Ｏｕｔｌｏｏｋを終了させても，タスクマネージャのプロセスが残ってしまうので，強制終了するしかない。と。


パソコンを再起動しても症状は変わらず。

さて，困った・・・と，検索をしても，それらしい症例が見つからない。

　ええ，手こずりましたよ。

解決の切っ掛け（糸口）は２つ。
１つは「ちょっと大きいサイズのファイル（写真）を添付して送信したら，反応がなくなったので，中止して，そのメールは削除した」という使用者からの申告。
もう１つは，ウィンドウ最下部のステータスバー右端に表示された「送信中」の文字。

「削除済みアイテム」を確認すると・・・そこには斜体で表示されているアイテムが１件。

そして，そのアイテムのとある項目に目が釘付けになりました。

サイズ
＊＊ＭＢ ← 間違いなく２ケタです。１ケタと３ケタのどちらが近いかと言われれば，３ケタの方が近いレベルです。

・・・・・・はい！？


さて，状況から推察して・・・サイズの大きなデータを添付したメールを送信しようとして，反応の鈍さから途中で中止～削除とやった結果，Ｏｕｔｌｏｏｋ内部で処理のつじつまが合わなくなった・・・というあたりかな？

まだ送信が完了していないから続きのデータを送信しようとする。
↓
でもデータがないから遅れない。
↓
データを探す。
↓
データが見つからない。
↓
時間が経っても見つからないから，送信失敗。
↓
一定時間が経ってから再度送信挑戦。
↓
（以下，繰り返し）

・・・という感じ？


まぁ，そんな推察をして，何とかしてその送信プロセスを中断させ，その送信途中のメールを完全に送信停止状態に持って行って，改めて削除したところ，ＣＰＵ使用率も急低下し，反応も軽くなりました。


そして・・・今日の夕方。

それよりはサイズが小さいとは言え，同じようなトラブルが別の人から舞い込んできました。


・・・１日に２件もあるような，一般的なトラブルなんでしょうか。これって。