Nalarが日々(?)思うことを徒然なるままに書き連ねる日記もどきです。
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今朝方に金星周回軌道へのマニューバーを実施したわけですが・・・予定外の通信の中断があり,その後に衛星がセーフホールドモード(太陽電池パネルを太陽に向けた姿勢を保つ状態)に自動的に入ったと推定されてはいるものの,肝心の金星周回軌道へ入ったかどうかもまだ判断できない状態,と。 「あかつき」通信障害続く…軌道入り成否は不明 gooニュース 通信トラブル後も安全姿勢保つ 金星探査機あかつき exciteニュース 現時点でも,JAXAサイトで公開されている情報としては「現在,探査機の状況を確認中です」だけという状態です。 むぅ・・・頑張れよぉ~~~~。 PR
うーん・・・
金星周回軌道への投入は失敗ですか・・・
スラスタの振動なのか、あるいは通信が途絶したことが引き金になったのか、セーフホールドモードに入った原因は色々憶測出来ますが、まずは調査待ちということで。 6年後あるいは7年後、再度の金星周回軌道投入に期待しましょう。 ホントのところ、米ソの惑星探査機達が辿った死屍累々の茨の道を考えると、最初からそんな簡単に行く筈ないですけどね。 「のぞみ」にせよ「あかつき」にせよ、惑星周回軌道に辿り着いただけでも評価されていいと思います。 ・・・はぁ、また1ビット通信で真田さん運用が始まるのか・・・ いかん、ちょっぴりワクワクしている自分が(笑) 追記:とか思っていたら、既に3軸姿勢モードに移行し、高利得・中利得アンテナでの通信を確立しているとのこと。案外原因調査究明は早いかな?
残念・・・
ではあるものの,今回の結果を次回に活かせないことこそが本当の失敗ではないかと思うわけで・・・。
なので,JAXAの皆様方には現状でのベストを尽くしていただきたいと思います。 >ホントのところ、米ソの惑星探査機達が辿った死屍累々の茨の道を考えると、最初からそんな簡単に行く筈ないですけどね。 まぁ,そうなんですよね。 だからこそ,今回の結果をふまえて,リベンジを狙って欲しいと思います。 肝心の「あかつき」の現状に関しては,JAXAで公開されているプレスリリースが分かりやすかったです。 金星探査機「あかつき」の金星周回軌道投入結果について http://www.jaxa.jp/press/2010/12/20101208_sac_akatsuki_j.html しかしですな・・・ >探査機は、太陽を周回し、6年余りの後に金星に再会合する軌道に入った模様 だからと言って >6年余り後の金星再会合時での軌道投入の可能性を追求する って,この(良い意味での?)あきらめの悪さは・・・まぁ,笑うしかないかな。 ただ,当初の運用寿命が2年ほどだったはずなので,惑星間空間での6年余りの時間というのは,観測機器の寿命上どうなのかが心配ですが。 いや,これまでにも日本の衛星・探査機で当初予定されていた運用寿命を遙かに超える長期間動き続けたものはかなり多いわけですが(直近の例だとそれこそ「はやぶさ」とか・・・),だからと言ってそれと同じに考えてもいい物やら・・・。 まぁ,それでできたら,それはそれで凄いことだと思いますが。
さぁこれから
『軌道の魔術師』川口淳一郎お父さんの出番だ(違)
やはり2年間、それも金星周回軌道を前提に設計している訳ですから、惑星間空間6年間というのはどうなんだろう?と心配になります。 きんせいちゃんとの再会合が短縮出来る軌道があるのならトライして欲しいですね。もしくはイカロス君に手伝わせるとか(マテ あとは、日本の匠の技、made in Kyoto のセラミックスラスターの無事を祈るとしませう。 |
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