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「ニュータイプ」巨大ブラックホールの発見
- 高エネルギーX線観測で暴く隠れたブラックホールの謎 -

「すざく」ホームページ

日本のX線天文衛星「すざく」が,NASAの観測衛星「スウィフト」との連係作業で,これまでに知られていなかった(あるいは,観測できずに見逃されていた)新しい型のブラックホールの存在を明らかにした。そうです。
>NASAのスウィフト衛星は、透過力のきわめて強い「硬X線」(~10キロ電子ボルト以上のエネルギーをもつX線)を用い、かつてない高感度で宇宙の全天マップを作成しつつある。われわれ京大・愛媛大・NASAの国際共同チームは、最近スウィフトによって新しく見つかった2つの硬X線源を、日本のX線天文衛星「すざく」で精密に観測した。その結果、(1)これらの硬X 線が、近傍にある「一見、ふつうに見える銀河」の中心から来ていること、(2)その正体が、大量の物質に埋もれていて光がほとんど外に洩れていない、今までに知られていなかった「ニュータイプ」巨大ブラックホールであることを世界で初めて明らかにした。この発見は、今までに見逃されていた「完全に隠された」明るいブラックホールが宇宙に多量に潜んでいる可能性を示唆し、宇宙の進化の理解にインパクトを与えるものである。


一番最初に頭に浮かんだのは,「暗黒物質(ダーク・マター)の候補復活か?」などという安直なネタでした(笑)

いや,現時点でも「候補の1つ」どまりですし,そもそも暗黒物質自体がどれか1つの候補だけで全て説明できると決まってるわけでもないですけどね。

ただ,一つ確かなことは,今回見つかったタイプのブラックホールの観測が進んで,その質量や存在の程度(例えば,この銀河系内で幾つ存在するのか)が分かってくれば,それはそれで暗黒物質の解明への前進であることは確かです。

だって,「観測できないけど存在している(ハズの)物質」を総称して暗黒物質と呼んでいるわけですから。

って,そうそう簡単に見つかるようなものでもないでしょうけど(笑)


そー言えば,このニュース,ネットより先にTVのニュースで知ったんだよなぁ。

ずいぶんと久方振りかも。
自然科学関係のニュース(それもその成果というか価値が金銭換算しにくいようなもの)をネットより先にTVで知ったのって(-_-;

まぁ・・・「新しいタイプのものを発見」っていう分かりやすいポイントがあったから・・・かな?

後,その対象が一般人にも比較的よく知られているブラックホールだったから・・・だろうなぁ。
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