Ｓｕｒｆａｃｅ（その２）

で，ＴｙｐｅＣｏｖｅｒは・・・これはもう便利です。

　細かいことを言えばキリはありませんが，「だったら，１０９キーボード使え」って話ですから。

　とりあえず，カバーにもなって，キーボードにもなって，と言う点で見るとかなり優秀です。

　不満点は大小２つ。

　大きい方はと言うと，ファンクションキーがＦｎキーとの組み合わせになっているということ。

　日本語入力の最中にカタカナ変換でＦ７を使ったり，アルファベットへの変換でＦ９を使ったり，アプリケーションの終了にＡｌｔ＋Ｆ４を使ったりするのに，いちいちＦｎキーを押さなければいけないのが無茶苦茶ストレスです。

　コレに関してはネットで検索した結果，Ｆｎ＋ＣａｐｓＬｏｃｋキーでできる，という記事と，いろいろ条件があるという記事が混在していて，現在解読中です。

　・・・まぁ，ＡＴＯＫで環境設定が出来てさえしまえば，使用するファンクションキーなんて，Ｃｔｒｌ＋Ｆ４か，Ａｌｔ＋Ｆ４くらいしかないのだが（笑）

　後，小さな不満点は上下のカーソルキーの高さが他のキーの高さの半分しかないために，非常に打ちづらい，と言うことです。

　それでも，Ｈｏｍｅ，Ｅｎｄ，ＰａｇｅＵｐ，ＰａｇｅＤｏｗｎがあるだけマシとも言えますが。



　それでもって，Ｓｕｒｆａｃｅ購入の大きな原動力ともなった「Ｂａｃｋ　ｔｏ　ＸＰ　ｆｏｒ　８」のインストールです。

　メディアがＣＤ－ＲＯＭで提供されているので，ＵＳＢ接続のＤＶＤドライブを接続してインストール。

　この辺りは旧来のアプリケーションのインストールと何も変わりません。

　なお，このソフトにはＸＰ風の壁紙（ＸＰのデフォルトで有名になったあの風景）も搭載しているのですが，Ｗｉｎｄｏｗｓ３．１の時代から壁紙は使っていない人間なので，それはインストールしませんでした。

　要するに，スタートメニューが復活してくれることが最優先なもので。

　で，インストールしてから再起動すると，スタート画面がスキップされてデスクトップ画面が表示されています。

　左下にはスタートボタンがちゃんと復活しています。

　メニューのスタイルは当然ながらＷｉｎｄｏｗｓ９５／９８／Ｍｅ風を指定。

　お気に入り（ＩＥのお気に入り＝ブックマーク）は表示させ，他のマイミュージックなどは表示しない，と設定すれば・・・うん，良い感じです。

　と，Ｗｉｎｄｏｗｓ８を使うだけならこれで十分です。


　と，スタートメニューが良い感じだったので，ＭＳ－Ｏｆｆｉｃｅ２０１０／２０１３に２００３形式のメニューバー＋ツールバーを復活させるという機能についても期待しつつ起動してみました。

　が・・・はっきり言って「期待外れ」でした。えぇ。

　確かに画面には「メニューバー」や「ツールバー」が見かけ上は表示されています。

　が，あくまでリボンインターフェースという制約がある中で，新しいリボンを表示させ，そのリボンの中で同じような働きをするパーツを並べている，だけなので，動作には大きな違いがあります。

　最大の違いは，「復活したメニューバーをＡｌｔ＋アクセスキーで利用できない」ということです。

　そして，それこそが私が期待していたことだったんです。

　が，実際は，
Ａｌｔキーを押す
→ リボンインターフェースの各タブのアクセスキーが表示される
→ 「Ｂａｃｋ　ｔｏ　ＸＰ」タブのアクセスキーを押す
→ タブの中で各項目のアクセスキーが表示される
→ 目的のメニューのアクセスキーを押す
→ メニューが表示される
→ サブメニューのアクセスキーを押す（以下略

という流れになってしまうので，使い勝手という意味では大きく変化してしまっています。

　となると・・・ＬｉｂｒｅＯｆｆｉｃｅで十分かなぁ・・・という評価になります。現時点では。



　付属のペンは，良くもアリ，悪くもアリ，です。

　ＡＣアダプタの接続端子部分に装着しておけるというのはアイデアとしては悪くないとは思いますが，鞄の中に入れて持ち運んでいるときに，そのままおとなしくくっついていてくれるのかというと・・・ちょっと疑問が残ります。

　どうせなら，右クリック相当のボタンはなくても良かったから，もっと補足して本体の端に差し込んでおける造りになっていたら，とは思わなくもないです。


　ＶＧＡアダプタは大きさはさほどではありません。

　必要性は・・・絶対値で言うと，現時点では皆無ですね。

　まぁ，今後必要になる可能性は，小さくはないのでしょうが・・・。



　さて・・・これからはソフトのインストールと環境設定と・・・かな。