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メディア・ここまで「捏造」するか大マスコミ JANJAN

新聞社で読者投稿欄の原稿修正をしてた者ですが くろいぬの矛盾メモ

1つ目のリンク先記事が,「新聞の読者欄に投稿した記事を,内容が大きく書き直されてしまった(最終的にその記事は未掲載)」という内容です。
投稿した原稿(原文)と,それに対して新聞社が書き直した原稿の両方が掲載されているので比較できます。

で,2つ目のリンク先記事はその1つ目の記事を読んでの記事です。
何と言うか・・・1つ目の記事に対する反論的な内容です。


2つ目のリンク先記事で,読者原稿を修正する時の注意点として言われたこと,というのが書いてありますが,これ自体はそれほど間違った印象はありません。

「1.読者の意見を変えるな」は最低限の事柄でしょう。ここを変えてしまったらそれはもう「読者原稿」とは言えないと思います。

「2.最も大事なテーマだけに絞り込め」も分かります。
ただ,編集者が本当に投稿者が主張したい「最も大事なテーマ」が正しく判断してくれるのか,という一抹の不安は残りますが。

「3.誰が読んでもわかる文章にしろ」も,読者の対象が特定できない新聞では,まぁ分からないでもないです。ただ,ここで言う「誰が読んでも」の範囲はどこまでなのかな。というのは気になります。
まさか,3~4才の就学前児童まで含めてないですよね?
それと,「具体的な情報を盛り込む」の部分はかなり注意が必要なのではないかと思います。


さて,ここで1つ目の記事の原文と書き直された原稿(以下,最終稿と表記)を見比べてみると・・・まず,表題の変更については,原文の後半にも出てくる表現であり,個人的にはこちらの方がしっくりします。
しかし・・・本文の変更は私だったら許容できないですね。この書き直しは。

最終稿の第2段落以降では自民党に話が限定されてしまっています。しかし,原文では特定政党の話ではなく政治家全般に対しての話です。
これは具体例を上げていると言うよりも,誘導という感じがします。


個人的許容ラインとしては・・・

1.誤字,脱字の修正
2.不適切な表現(差別的表現など)の言い換え

あたりに止めておいてほしいと思います。

投稿者本人が「自分の言いたいことと違う」と感じたら,それはもう「読者投稿欄」の記事ではないでしょうから。


ただ,「捏造」という表現にも素直に頷けないのは確かですが。
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