Nalarが日々(?)思うことを徒然なるままに書き連ねる日記もどきです。
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は,宇宙戦艦ヤマトの技師長で,参謀的な役回りをする事の多い真田志郎の有名なセリフですが・・・日本の小惑星探査機「はやぶさ」というか,その開発チームというか・・・このセリフが似合いすぎる。 何の事かというと,本日のISASメールマガジンから抜粋です。 >ご心配をおかけいたしておりますはやぶさ君は、イオンエンジンBのイオン源とイオンエンジンAの中和器を同時に使用することにより、地球帰還に向けての加速を加速を開始しました。 その後の文章を要約すると・・・こんな感じになりました。 1:イオンエンジンは、プラスに帯電したキセノンイオンを電気の力で加速し放出するためのイオン源と、負電荷を持つ電子を放出してキセノンイオンを中和するための中和器から成り立っている(イオンエンジン1台につき、イオン源と中和器が1つずつ)。 2:中和器が働かなくなってしまうと、プラスに帯電した粒子だけを放出するため、はやぶさ君本体がマイナスに帯電してしまう。 そうなると、プラスに帯電したキセノンイオンがはやぶさ君にひきつけられてしまうので、イオンエンジンが使えない。 3:搭載している4台のイオンエンジン(A,B,C,D)のうち、別々のイオン源と中和器を組み合わせたらどうか? 4:イオンエンジンBのイオン源とイオンエンジンAの中和機を組み合わせたところ、順調に動作し、はやぶさ君が加速する様子も確認できた。 いや,人間の手が届かなくなる小惑星帯まで行ってくるわけですから,少々何が起きても大丈夫なように二重三重の備えをするのは当然だと思うわけですが・・・。 でも,この文章読んで,「こんなこともあろうかと」と真田志郎の声で脳内再生されましたよ。 > はやぶさのイオンエンジンチームは、打ち上げ前に中和器にバイパスのダイオードを組み込む工夫をしていて、それは地上試験は行ったことは無かったのですが、今回、軌道上で試験をして機能を確認しました。 > このバイパス回路によって、別々のエンジンのイオン源と中和機を組み合わせて運転をすることができたのです。 どこまで想定してるんですか。あなた方は・・・。 まぁ,素人が想像も付かない事態まで普通に想定して,対応策を準備できるようになるっていうのが,経験ってもんだとは思うわけですが・・・。 関連記事は次のページでどうぞ。 小惑星探査機「はやぶさ」の帰還運用の再開について(JAXA) [はやぶさニュース] はやぶさ「こんなこともあろうかと!」真田運用の数々 はやぶさリンク:はやぶさ、帰還に向けてイオンエンジン再起動(松浦晋也のL/D) PR
「はやぶさ」って
ぢつは糸川センセイが乗り込んで手動操縦で動かしてるんじゃなかろうか・・・
(『宇宙家族カールビンソン』の「おとうさん」みたいな姿で>マテ) んで、センセイのお茶目が過ぎて、時々アクロバットする羽目になってると。 そしてこの重大な事実(爆)を誤魔化すために、JAXAは様々なトラブルを捏造しているんだよ!! な、なんだっ(以下略 と妄想したくなるくらいの「こんなこともあろうかと」の数々。 JAXA(というよりISAS?)の『トラブル想定チーム』の皆様、ありがとうございます。 おかげで、まだまだ夢が楽しめます。 |
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