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＜バイオ燃料＞試験販売から２カ月 「救世主」ではなかった (毎日新聞) 地球温暖化やエネルギーの問題を一挙に解決する「救世主」と鳴り物入りで登場したバイオエタノールが，実はそんなに都合のいい話ばかりじゃなかった。ということですが ････ 。 いや，何を今更＞毎日新聞 ここで書かれている問題点って，以前からそれなりに出てた憶えがあるんですが，そういったマイナス面（問題点，クリアすべき課題点）を後回しにして，調子のいいことばっかり囃し立てるのも，マスメディアの問題点の１つ ････ っていう印象が少なからずあったりします。 偏見っぽいのは自覚してますけどね。 ところで ････ この記事にしても，エタノールの原料として農業，林業系の材料は書いてあるんですが，水産資源からのものは考慮していないんでしょうか。 海草，海藻類とか。 PR 
出来なくは
無さそうです＞水産資源からエタノール
www.honda.co.jp/news/2006/c060914.html セルロースがあれば大丈夫っぽいので。 現状における海藻類の燃料化については、調べた限りでは、メタン発酵させて最終的に熱源として使用するという事例くらいでしたが。 ＞バイオエタノール 本当にコイツが（将来はともかく現状において）地球温暖化やエネルギーの問題を一挙に解決する「救世主」たりうるなら、石油メジャーがこぞって大々的に導入してますがな。 産油国の価格操作に対抗する文字通りの「救世主」なんですから。（何せ石油会社、タンクやパイプラインといった、バイオエタノール生産設備以外のインフラは既に持ってますので） 一番石油代替燃料を欲している石油メジャーが、商用ベースで導入していないということは、色々な面で（経済コストはもちろん環境負荷の面でも）『元が取れない』ということなんでしょう。 （私はこの理屈を『太陽光発電が元が取れるなら、電力会社は敷地中に太陽電池並べるよ』理論と名づけております） バイオエタノールでいつも気になるのが、ガソリンエンジンにエタノール（アルコール燃料）を入れると燃費が悪化する＝Co2排出量が増える、という点です。 燃焼時のCo2はカーボンニュートラルという胡散臭い理論で無視されますが、生成・精製・輸送等で発生するCo2は？ それともこれらに要するエネルギー源もカーボンニュートラルな燃料で賄うんでしょうか。当然こういった用途の燃料でも生成・精製・輸送等でのCo2発生はある訳で…（以下延々と続く） 植物由来燃料の使用が本当に地球温暖化鈍化に効果を発揮するのか、疑問だらけな気が。 （ついでに言うと、太陽光・風力といった自然力エネルギーはまず元が取れません。ソーラーパネルなり風車なりを作る際に必要なエネルギーを取り返すのは至難の業です。こういったエネルギーからバイオ燃料を生成したところでCo2は減りません残念ながら） ※以下ちょっと毒舌 いつものことながら、この手の環境問題の話は『全地球規模での視点』や『ライフサイクルコストの概念』がスッポリ抜け落ちるのは何故なんでしょう？ もしも生産段階で高環境負荷なら、いくら消費段階では低負荷であっても「環境にやさしい」とは言えんでしょ普通。でも何故か消費段階での負荷しか気にしないんだよな～自称環境活動家の皆様は。 
【2007/06/26 00:14】
NAME[キツネソバスキー]
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ほぉ
もうやってましたか
＞セルロース系バイオマスからのエタノール製造技術開発 これが本格的に実働してくれれば，食用のサトウキビなどをそっちに流用する必要がなくなるので，早くがんばってほしいものです。 バイオ燃料人気で、うどん値上げ！？ “粉もの文化”直撃 http://news.goo.ne.jp/article/sankei/life/m20070624013.html ＞現状における海藻類の燃料化については、調べた限りでは、メタン発酵させて最終的に熱源として使用するという事例くらいでしたが。 むぅ ････ やっぱ，そんなもんでしたか。 ＞植物由来燃料の使用が本当に地球温暖化鈍化に効果を発揮するのか、疑問だらけな気が。 これは地球温暖化鈍化よりも，「石油依存低減」だと思っています。 農林業からすると，これまで換金できなかった（＝価値がなく，ただ廃棄されていた）ものが金になる。という部分からの，農林業振興になるという保証はないですけどね。 ＞いつものことながら、この手の環境問題の話は『全地球規模での視点』や『ライフサイクルコストの概念』がスッポリ抜け落ちるのは何故なんでしょう？ 器材の導入にしても，イニシャルコスト（取得費用）はあれこれ言われますが，ランニングコスト（運用費用）が無視されるのと同じ様なものかと＜違 何時の話だったっけかなぁ ････ 機材の更新時にそのあたりで事務とモメた憶えが。 ＞もしも生産段階で高環境負荷なら、いくら消費段階では低負荷であっても「環境にやさしい」とは言えんでしょ普通。でも何故か消費段階での負荷しか気にしないんだよな～自称環境活動家の皆様は。 まぁ，それに気付く人達も増えているようで，フードマイレージなどという概念も増えて来てますけどね。 ただ，いずれにしても，「物事を多面的に評価する」っていうことができていない。と断定口調で言うと反感を買いそうですが，あるのではないかと思います。 一例をあげると，学校（特に中学校あたり）での成績の比較で，個々の教科を比較するよりも，全教科の得点を合計した点数だけで比較する。みたいな。
【2007/06/26 20:56】
NAME[ナーラー・ヤナ]
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この手のネタは
『叩く』より『ど～すれば（ど～いう条件なら）活用可能か』を考える方が幸福なんですけどね（苦笑） たとえば、「プラエトーリウム・ソムヌスなら、あんな山奥に送電するのとソーラー自家発（余剰電力は水素にして貯蔵、夜間は水素燃料電池or水素コージェネで発電）のどっちがお得だろ～か？ いや、庭で菜の花を栽培して菜種油を取ったほうが...etc...」と妄想するとか（爆）
菜の花を抱えたマージ・・・（萌） >>植物由来燃料の使用が本当に地球温暖化鈍化に効果を発揮するのか、疑問だらけな気が。 >これは地球温暖化鈍化よりも，「石油依存低減」だと思っています。 そのことを理解してくれている方がどれほど…＞石油依存低減 植物由来燃料は水素と並んで、現代社会を支えるエナジー（石油・ガス・ウラン・石炭）の偏在（正確にはエナジーキャリアの偏在）を解消できる双璧なんですが、そこまで戦略的視野をもって行動している国家・組織がどれだけあることやら。 （アメリカにせよ日本にせよ、現時点では京都議定書対策の付け焼刃に過ぎません。ま、アメリカはすぐに（こっそり）本気になるでしょう。日本はブームだからやってるだけでしょうねぇ） 森の枯れ枝から始まった人類の燃料が、時を経て再び植物に回帰するんでしょうか。 >バイオ燃料人気で、うどん値上げ！？ “粉もの文化”直撃 ウドンスキーとしてこれは悲しい（泣）
【2007/06/27 09:45】
NAME[キツネソバスキー]
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ホントに
>『叩く』より『ど～すれば（ど～いう条件なら）活用可能か』を考える方が幸福なんですけどね（苦笑）
なのに何故それが分からない or 思いつかないのか ････ 。 ＞たとえば、「プラエトーリウム・ソムヌスなら、（以下略 小型の風力発電機持ち込みって手もアリですな。 ＞菜の花を抱えたマージ・・・（萌） ぐわ ････ ガード不可 ＞そのことを理解してくれている方がどれほど…＞石油依存低減 そう言えば，このあたりの報道でも，のきなみ地球温暖化対策の方へ走って，このことにはほとんど触れてませんよね。 ＞日本はブームだからやってるだけでしょうねぇ 何ていうか ････ ぶっちゃけ今の政治家（衆参両院議員）で，この手の自然科学関係の問題をちゃんとデータ（や根拠）を挙げて話が出切る人ってどのくらいいるんだろう。 いつぞやのマスメディアの理系人間の比率の話じゃないですが，それと同じか，下手したらそれ以上に理系人間がいないんじゃ ････ 。 とか思うわけですが。 単純に選挙のことしか考えていないから，選挙の時にウケなさそうな自然科学系の話題はスルーしてるだけかもしれませんが。
【2007/06/27 20:20】
NAME[ナーラー・ヤナ]
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