Nalarが日々(?)思うことを徒然なるままに書き連ねる日記もどきです。
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電池の原理で除菌するペースト状の材料を松下が開発 Tech-On >松下エコシステムズは,酸化還元電位の異なる2種類の金属微粒子を利用して水を除菌し,さらに金属の持つ抗菌作用で微生物の繁殖を抑える除菌・抗菌材料を開発した。この材料による除菌デバイスを用いれば,従来のフィルタによる除菌方法と違い,微生物の死骸が水中に残存することが少ないため,より清潔な状態を保てるとしている。 これまでに使われているフィルタなどによる除菌(細菌を取り除く)や,抗菌(微生物の増殖を抑える)の手段にはそれぞれ原理的な問題点があるわけですが,それを改善した手段として,有効だそうです。 この除菌素材のポイントは,「酸化還元電位の異なる2種類の金属微粒子を利用して」いること。 「酸化還元電位の異なる2種類の金属」というと難しそうですが,要は,「電池」の基本原理です。 「ボルタ電池」というほうがより正確でしょうか。 銅と亜鉛を硫酸につけて,その間を銅線で結ぶと電流が流れる。というアレです。 今回使用している2種類の金属微粒子というのが,まさに銅と亜鉛なので,言ってみれば,極小のボルタ電池が無数に連続しているような状況,というところでしょう。 で,なんでコレが除菌素材となるかと言うと, >微生物は帯電しているため,このデバイスを水中に浸せば,電気的な力を利用して微生物を誘引できる。誘引した微生物はデバイス表面に付着するため,従来の方法のように微生物の死骸が水中に残存することが少ない。 >電極材に採用したCuやZnには抗菌作用があるため,誘引した微生物の繁殖を抑制できる。 という2点だそうです。 後,素材がペースト状なので,加工性のよさもポイントみたいですね。 身近なところだと,加湿機や冷風扇の水タンク(やフィルタ)に使えそうな気がしますが。 PR |
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