Nalarが日々(?)思うことを徒然なるままに書き連ねる日記もどきです。
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産総研など,界面活性剤を利用して循環ポンプ動力の65%の省エネを達成 TechOn! 無料ユーザー登録が必要です >札幌市役所本庁舎の暖房用循環水に界面活性剤を注入し,流動抵抗を低減させる実証実験を実施したと発表した。65%のポンプ動力削減に成功したという。 界面活性剤というと,要は洗剤の主成分です。 水と油を混ざりやすくするヤツですね。 それが何でポンプ動力の削減に寄与するのかと思ったら ・・・・ 次の様な原理なんですと。 ・流体(この場合は水)に界面活性剤を適量添加すると,配管内を流れるときの内壁との摩擦が低減される。 ・摩擦が小さくなる一方でポンプの出力は変わらないので,流体の流れが定格よりも速くなる。 ・ポンプの回転数を下げて,流体の流れが定格になるようにする。 ・ポンプの回転数を下げた分がエネルギーの節約になる。 ということのようで。 って ・・・・ 摩擦が小さくなった分,前より少ないエネルギーで同じ仕事が出来る。=省エネ。という記述でもOKか(笑) かなり素晴らしい技術のようですが,残念ながら即実用化とはいかないらしい。 >しかし日本では,研究所や大学での研究はあるものの,実際の空調設備・地域冷暖房等への適用は一般化していない。その理由としては,空調設備は配管システムが複雑で,省エネルギ効率を予想するのが難しいことや,システムの維持管理の方法が設備ごとに異なることなどが挙げられる。 他にも色々と問題はあるでしょうけれど,何よりの問題は ・・・・ こんな素晴らしい技術があるのだということを広く知ってもらうことが何よりではないでしょうか。 そう言えば,このネタでこんなことを思い出しました。 ここ2~3年だったと思いますが,どこぞの家電メーカーが発売したエアコンで,「室内機の吹き出し口の形状設計に空気力学を応用し,抵抗を低減して省エネを高めた」とかってセールストークしてたのがあった憶えが。 ホントにそれまで空気力学(含む流体力学)を考慮していなかったのか,それともセールスに使えるネタが切れたからそれを持ち出したのか ・・・・ 。 PR
いいなぁコレ
>>札幌市役所本庁舎の暖房用循環水に界面活性剤を注入し,流動抵抗を低減させる実証実験を実施したと発表した。65%のポンプ動力削減に成功したという。
本気で空調熱源水向け薬剤(雑菌の繁殖やスライム(ヘドロ)の発生を抑える)のメーカーあたりに照会してみようかな、と思う建物管理業(笑) 界面活性剤がそう高くつくとは思えないし、ポンプの運転率を低下できれば、その動力源であるモーターのメンテコストも低下するし。もしデータ通りなら、100万単位でコスト削減できそうだなウチの場合。 >「室内機の吹き出し口の形状設計に空気力学を応用し,抵抗を低減して省エネを高めた」 >ホントにそれまで空気力学(含む流体力学)を考慮していなかったのか 風切り音の低減を謳っているメーカーは複数あるので、考慮していない訳ではないんでしょうが… こういう場合、 1.メーカー(シャ○プ)が独自に空気力学を応用する形状設計技術を開発した。 2.どこぞのCAD/CAMソフトメーカーあたりが空気力学を応用する形状設計技術を市販した。 3.単なるハッタリ。 の3パターンが考えられます。 結構2の「設計・制御ソフトメーカーや部品・素材メーカーが、新製品を市販した」って多いんですよね。最近だとデジカメやプリンタの「顔検知技術」や、バイクフレームの「コンピュータ制御で「す」が入らないアルミ鋳造技術」とか。 今回はどれでしょう。シャー○は他社より製品化が早いからな~。
あ,なるほど
> 結構2の「設計・制御ソフトメーカーや部品・素材メーカーが、新製品を市販した」って多いんですよね。
あ,なるほど。 別にそのメーカーが新規開発してなくても,CAD/CAMソフトがやってくれるってパターンもありなんですね。 >3.単なるハッタリ。 の代表的パターンとして認識しているのが,某PC-98の後期。VRAM周りの仕様で,わざわざ赤文字までつかって仰々しく書いてあったのは ・・・・ それまでの機種と何も変わってない。ただ,カタログの仕様欄に書いていなかった仕様を,明記するようになっただけだったという ・・・・ 。 友人と二人して呆れた覚えがあります。 閑話休題 >もしデータ通りなら、100万単位でコスト削減できそうだなウチの場合。 このあたりのことって完全に素人なんですが,その素人の第一印象だとかなり素性がよさそうな気はするんですよね。 こういういいものはしっかり広まってほしいなぁ。
ちょっと古いビルだと
空調用の熱源である水を、一箇所で発生させて建物全体に循環させていますので効果絶大だと思います。
結構知られていませんがこの熱源水、冷暖房期は各フロアの冷暖房使用状況に関わらず循環させています。つまり循環用ポンプを常時運転している訳で。(もちろん省エネの為に、冷暖房を使用するときだけポンプを運転するビルもありますが、どうしても手間がかかるので難しいです) ビル全体に水を送り込むポンプなので、その電力使用料は………ウチの場合『1日○万円』(苦笑) これが削減できる訳ですから魅力的です。 >かなり素性がよさそうな気はするんですよね。 理屈がはっきりしていて、胡散臭さが無いのがいいですねぇ。 |
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