はやぶさぁぁぁぁ～～～～～！！！

はやぶさカプセル内の微粒子の起源の判明について ＪＡＸＡ公式サイトプレスリリース

＞サンプルキャッチャーA室から特殊形状のヘラで採集された微粒子をSEM（走査型電子顕微鏡）にて観察および分析の上、1,500個程度の微粒子を岩石質と同定いたしました。更に、その分析結果を検討したところ、そのほぼ全てが地球外物質であり、小惑星イトカワ由来であると判断するに至りました。

試料採取装置がキチンと動作できなかったわけですが（試料採取のための射出体が撃ち出されていなかった），はやぶさ着陸の衝撃で舞い上がった微少なサンプルが入っている可能性は残されていたわけですが，それが見事に当たったわけですな。

　で，ふと思い出して「宇宙へのパスポート３」を読み替えしてみると，はやぶさの小惑星イトカワへの着陸を取材した記事の中に，こんな記述がありました。

笹本祐一氏が運用スタッフとの会話で，これまでの観測でもかなりのデータが得られているし，地上でも隕石の分析などが行われている。それと比べてどれほどの成果が出るのかと尋ねたところ，その答えは，「桁違いの成果が出る」。
なぜなら，「地上で採取された隕石は多数あるけれど，具体的にどこから来た，という確実な証拠はない。けれど，はやぶさが持って帰ってくるのは，イトカワのものだとハッキリ分かっている」からだ。と。


量としてはごく微量ではあっても，間違いなくイトカワのサンプルです。

しっかり活用して欲しいと思います。