空中発射母機

巨大航空機からロケットを空中発射。MS創業者が新会社を設立。　マニタメＢＬＯＧ

巨大ジャンボで宇宙へ、MS共同創業者が宇宙計画を発表　ＡＦＰＢＢ Ｎｅｗｓ

＞未来の宇宙旅行は、人や荷物を積んだロケットが飛行中の巨大旅客機から軌道へ向け発射される─―。米マイクロソフト（Microsoft）の共同創業者ポール・アレン（Paul Allen）氏が13日、新会社ストラトローンチ・システムズ（Stratolaunch Systems）が開発中の「宇宙旅客機」計画を発表した。

　笹本祐一著「星のパイロット」シリーズでは，シャトルを地上からではなくて航空機から発射する場面が何度か描かれていました。

　地上から発射するロケットと比較すると・・・

＊デメリット
・発射母機となる航空機の能力で，打ち上げ可能な機体の大きさと最大重量（＝宇宙空間に打ち上げることのできる物資の大きさ，重量）が制限される。


＊メリット
・発射高度と初速度が打ち上げるロケットの燃料を使わずに得られるので，同じ質量のペイロードを，同じ軌道に上げるのであれば，ロケットそのものは小型化できる。

・当然ながら，航空機は繰り返し使用可能なので，使い捨てに対してコスト削減可能。


　・・・あれ？
　小型の衛星の打ち上げは，既にやってなかったっけ？

　あ・・・これか？

空中発射ロケット　Wikipedia

　・・・要するに，現行のものでは足りないから，このくらいのものを造るぞ。ってこと？